見出し画像

長い散歩53日目

2024/7/6 Saturday

タイトル写真は「坂の上の入道雲」梅雨は明けたのでしょうか?
今日も長崎に行きます。と言っても市街ではなく、長崎の南の突端、野母崎に向かいます。昨日の軍艦島への給水パイプの送水元は、ここ野母からだとガイドさんが言ってました。ただ、どこから送ったかは定かではないそうです。長崎市街をかすめ、途中ブランチの弁当を仕入れて南に向かいます。
道が海辺に出ると、右手に軍艦島が見えます。確かに水を送るには一番近いでしょう。まず目指すは岬の突端「権現山展望公園」
近づくにつれ行きかう車もなくなりました。
駐車場から少し登ると展望台。どこも同じように、生い茂る樹木で展望は今ひとつですが、眼下に軍艦島がきれいに見えます。普段見ない東シナ海を眺めながら木陰でブランチタイムです。

野母からの一番軍艦らしく見える島
夫婦岩(タブン)の間から望む
駐車場から見る岬の突端 写真で見るより高度感があります。
展望台からの軍艦島
確かにそういう場所ですよね
今散歩でチェア初めて使いました。

食事とのんびりした時間を楽しんでから、もう一つのミッションに取り掛かります。21日目に倉敷でお会いしたSさんの生家が昔この辺にあったと言うことで「行ってみます!」とお約束をしてます。ただ、もう家はたたんで、今は道も付いてないのではないかと言うことでした。Sさん自身も行ったことがないそうです。その時googleMapにしるしをつけてもらいましたが「ここらへん」程度の情報です。
暇人サイテー散歩にはうってつけのイベントです。(Sさんスミマセン、イベントにして)

まずは、印の付いた場所をザクっと捜索、山側に続く道は、金毘羅神社、そこを少し下った通信用?鉄塔ぐらいです。鉄塔入口横の階段を登りましたが、踏み跡もなく地形的にも建物は無さそうです。すぐ裏にヘアピンで下る車道があることを考えるとここでは無さそうです。
ちょっと下ると、公園案内板の横に分岐した道がありました。ここではないかと、マツケン号を置いて歩いてみました。舗装路は徐々に荒れてはくるものの谷を下るように続いています。誰もいない山の中、久しぶりです。
道は700m弱で車の通れない道となり、なめ切ったビーサン・短パンで来たことを後悔し断念しました。マツケン号で来たら切り返しできず往生していたでしょう。それに途中獣臭がしてイノシシとバッタリも危ないので。

金毘羅神社
その下に通信用?鉄塔
左 谷に降りる道
マツケン号を置いて徒歩で
途中までは舗装路
最後は杣道

登り返して車に戻ります。汗ダクダクです。
杣道はあまり踏まれてないようなので、人はあまり通っていないのでしょう。あとでMapを見てみると、道はその先同じ距離ほど続いており、3ヵ所ほど建物跡らしきものが見て取れました。
夏の冒険終了。

戻り際、海岸線の道沿いにある軍艦島資料館に寄ってみました。
昨日、市街に軍艦島デジタルミュージアムを見つけたのですが、混んでそうなのでやめときました。
ここはすいてます。展示は一部屋に年表と当時の写真、使っていた家庭用品の展示。撮影はNGです。安いしお暇ならと言う感じです。
見ませんでしたが恐竜博物館も併設されてました。
資料館横の広場から軍艦島が見える浜辺に降りると水は透き通り、この暑さで泳ぎたくなります。

もう海水浴の時期ですね。

13時を回ってますが、もうひと踏ん張り。諫早に向かいます。
諫早干拓事業問題については、部外者なので是非は語れませんが、民主党政権時あの菅直人首相により話がややこしくなったのと、ギロチンと呼ばれた水門が次々に落ちていく映像が印象的でした。
前面堤防中央部公園に車を置いて、干拓地と堤防道路を走ろうと考えたのですが、山風が強く、かつ結構な距離になるので途中で引き返し、車で堤防道路を走ることにしました。
総延長8.5kmの道路中央にあるパーキングに車を停め、スーちゃんで走ってみました。この道路の下に、あのドミノ倒しのように落ちていく水門があったのですね。

途中にある歩行者用休憩スペースにある長崎県知事の碑に「遥けくも 来つるものかな」600年も前から始まった(タブン)自然との闘い、干拓事業の区切りをつける気持ちなのか、はたまた人間の尽きない利害感情にまだまだ遥かなものを感じたのか。
とか思いながら、今日も平谷温泉に向かいました。3日連続はまってます。

前面堤防中央部公園にあるパネル
当初のプランはちょっと無理・・
途中の道にはこんな看板も
マツケン号で向かいます。
パーキングからは海側も見れる歩道橋があります。
左海側 右干拓地側 水の色が違います。
陸から向かって左側にある排水門 これを開けるか開けないかで・・
途中にある歩行者用公園

明日はどこに行こうかな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?