長い散歩67日目

2024年7月22日 00:37

2024/7/20 Saturday

今日は32日目に一緒にしまなみ海道チャレンジしたMちゃんおすすめの青島神社に行ってみます。実は宮崎はMちゃんの故郷なので、昨夜連絡を取っておすすめを聞いたら、家の用事で実家に帰っているのを知りました。
と言ってもいろいろ忙しいらしく、とりあえず地元のおすすめを教えてくれました。向かう道は、タイトル写真のようにいかにも宮崎。真夏の太陽にヤシの木が映え、南国ムードを醸し出します。
9時前に青島神社の駐車場に停めて、スーちゃん出動。海岸線にいたおじさんに自転車可否を聞くと、自転車なら大丈夫と言うので、青島神社にかかる橋まで乗って、そこからは押して入りました。
土曜ですが時間も早くそれほど人はいません。
お参りして、土産物屋で「へべす氷」を買ってクールダウン。
へべすとは、日向市特産の香酸柑橘で、かぼす・すだちの仲間だそうです。

へべす氷をかじってる頃、Mちゃんから昼飯情報。青島駅前の長嶋茂雄も通ったと言う、うどん屋さん。宮崎県民は意外にうどん好きが多いそうで、後で寄ってみようと思いました。ヒマ人なので、何か手伝おうか？と言うと、気持ちだけでもと、ただ晩飯ぐらいの時間が取れるかもというので、すぐに日南市南郷町のホテルを予約しました。けっこうディープなビジホのようです。
ということで、急遽南下することになりました。ヒマ人ならではの行動力。
うれしいのは、都井岬の野生馬を見られることです。
まずは、青島の町を散策、と言ってもそれほど広くないので、ビーチ沿いの道を走ります。もう殺人的な暑さですが、松林の中を走る道も涼しく、ビーチ沿いの道も海風で気持ちがいいです。ボードを横に積んだ自転車で、サーファー達が行き来してます。結構年配の激渋おじさんなんかもいて挨拶を交わしながら結構な距離を走りました。

ビーチの端から端まで走って、腹も減ったのでおすすめのうどん屋さんへ。
釜揚げを頼むと、福岡のうどんよりちょっとコシがある感じですが、例によって唇に触れるフワプニ感が最高です。つけ汁も甘くなくて美味しかったです。で、食後のマンゴージュース、実は好きです。

さて、次は都井岬。前にここの女性野生馬監視員のドキュメントを見て、行ってみたいなと思ってました。とは言っても、Mちゃんに言われなかったら忘れてましたが。。

途中、海岸線を走っていると「あら、ここらへんも鬼の洗濯岩ってるじゃない」と車を停めると、年配のご夫婦が海じゃなくて上を見ています。それはリュウゼツランの花でした。そういえば数日前のテレビで、数十年に一度しか咲かない花が各地で一斉に咲いていると報道されていましたが、これがそうなんですね。ティキーラの原料？なんで覚えてましたが。ご夫婦は先にもいっぱい咲いているというので、車を進めるとホントにいっぱい咲いてました。

油津と言うところで、花火大会があるそうで、港は騒然としてました。MちゃんからのLINEでも、お店が混むかもしれないので予約しておくと連絡が入っていて、港にはすごくデカい客船が停泊してました。（あとで飛鳥Ⅱだと聞きました。）その先の、本日泊まる南郷を通過し、「道の駅南郷」でマンゴーアイスなんか、また食べてしまいました。
Mちゃんいわく「なんもないとこですよ」ではなくてメッチャいいところです！住みたい！

道の駅南郷すずめの戸締りドアの前でマンゴーアイス
油津港は映画のモデルのひとつだそうです。

道草をくいながらも、1時間ほどで都井岬に着きました。手前ゲートで野生馬保護協力金を支払い、道にも馬がいるから徐行でね。と言われ進みました。何頭かいるのを見ましたが、とりあえず岬の突端にある駐車場にマツケン号を停め、スーちゃん出動です。
正直、馬がいなくても緑に覆われた岬を走るだけで気分爽快です。。アップダウンさえ無ければ。大汗をかきながら進むと、いました馬が。
ゲートで渡されたパンフに、あまり近寄らない、触らない、後ろに回らない。基本ですね。詳しい説明はカッツアイですが、日本の純粋在来馬で天然記念物です。監視員の人がいたので、仔馬について聞いたら、生後10日目ぐらい、まだ草は食べず母馬のおっぱいを飲んで、糞を食べることにより草分解の酵素を得ているということで、見られるのは貴重ですよ。と教えてもらいました。ラッキー！
車に戻ると、駐車場にも馬がいて、しばらく出発できませんでした。これもまた楽し。

立ってるだけでも汗が出る気温で、帰り際に温泉でもと思いましたが、かなわず、宿泊場所でシャワーを浴びて、Mちゃんとの呑み会会場まで行きました。なかなか、九州の友達の地元で呑める機会もないもので、楽しい夜でした。あっ私だけ二次会行きました。
店のミクちゃんにリュウゼツランの話をしたら、あんなの毎年咲いてますよ。ってホンマかいな？