長い散歩58日目
2024/7/11 Thursday
雷に起こされ時計を見ると8時前でした。
外は土砂降りです。昨日も大した散歩ができませんでしたが、今日もどうにもなりません。
10時ぎりぎりまでウダウダしてると雨が小降りになり「そうだ!金峰山に行こう!」とマツケン号を走らせました。
なぜ、この悪天に山?なのか。それは内緒です。聡子ママとの二人のヒ・ミ・ツです。
熊本市内にある里山と言うには大きい山が金峰山です。標高665m。
マツケン号も唸るなかなか急峻な山で、頂上には金峯山神社が建立され、登山者の聖地のようです。
当然のごとく、誰も人はいませんでした。ですよね。
現場確認は終わったので、下山します。
中腹から、山頂を周るように一方通行の道なので、帰りは違う道を降ります。が、が、がーん。道に倒木が。散歩なので、ノコもスリングもってません。切り返す場所もないので、とりあえず落石の心配がない場所までバックして、雨具を着込んで復旧作業に入ります。少しかかり木もしてましたが、力業で撤去、もう少し太かったらひとりじゃ無理でした。
町に降りて、天草の方に行ってみようと走り出しました。
海沿いの道を進み、天草に渡る橋の手前で、何やら歴史のありそうな建物があったので入ってみると「三角西港」でした。
初めて知りましたが、明治20年(1887年)に築港され、当時の姿が完璧に現存している唯一の港だそうです。整然と石積みされた埠頭や水路はすごくキレイです。晴れていればもっと。
詳細はカッツアイ!しますが、大きくはないけれど史料館の映像など勉強になりました。入館料200円ですが、結局係の人もいませんでした。ちゃんと払いましたよ。
史料館を出ると、雨脚は強くなっていて、他の建物も見たかったのですが諦めました。車に戻るだけでもビショビショです。
しょうがない。と走ると、丁度雨をしのげる駐車場のある床屋さんがありました。そうだ!髪切ろう!
三角で70年の理髪店。二代目のおじさんの丁寧な仕事でさっぱりしました。この散歩で2回目の床屋さん。
帰り道、来る時気になったものを見逃さないように走りました。
なんと海に道がつながってるのです。その名も長部田海床路。
駐車場があったので寄ってみました。
潮の干満により海に沈んだり現れたりするようです。初めて見ました。
来る時はなにか海の中に道がうっすら見えただけで、よくわかりませんでした。
駐車場にいた地元のおじさんに、この道のことを聞いてみました。
アサリやハマグリ漁、ノリの養殖をする漁師さん用の道で、沖合1kmのところに駐車場があって、そこに船を着け、採ったものを車で陸揚げするそうで、5本ぐらいある海床路のうちここが一番長いそうです。
熊本地震で電柱が何本か折れたそうですが、今は復旧して、結構インスタ映えするとかで有名なところらしいですね。千と千尋に出てくる電車道みたい。
検索するといっぱい出てきます。
明日はどこに行こうかな。