2021年06月27日 現状維持だと自己成長がない?
現状に満足できる、工夫できてしまう能力が優れていると知らず知らずのうちに現状維持の達人になる。
例えば学校に行きたくない、会社を辞めたい、あの先生が嫌い、あの上司がクソだ、あの人の隣は嫌だ、こんな勉強したくない、こんな仕事したくない・・・。
嫌でもやらなければならないことは自分の周りにどれくらいあるのだろうか。
マインドがポジティブな人は現状を受け入れ、いかに人生を楽しいものに変換するかという発想力に富んでいる。
マインドチェンジが得意な人は多少の困難があっても、現状をイベントに変えることができる。
マイナスと言うか、酷い環境に置かれているとしてもそこから容易に逃げたりできないとしても、自分にとって面白いこと、成長しうること、得になることに変換できてしまうのだ。
だから現状がクソでも成長できる。やりきっちゃう。できてしまう。
そうしているうちに段々と楽しくなってきたりする。
同じことをしていても、
「嫌々ネガティブに現状を捉え、毎日を面白味なく感じ過ごしつつそこにいるのか」
「喜々としてポジティブに現状を捉え毎日を面白く感じ過ごしつつそこにいる」
のとではどちらが人生お得なのか。
埼玉マックスの答えとしては「どちらもお得になりうる」だ。
ネガティブ派は仕事が終わったら飲み屋で会社の愚痴をずーっと言ってるタイプかと思うが、僕はどちらかと言うとネガティブ派は大きく飛躍する可能性を秘めている人だと思う。
嫌だったらさっさと辞めるとか逃げるとかして違うところを探す場合もあるかもしれないが、この負のネガティブパワーを体の中に貯めるだけ貯めて、もう我慢できないとなったときに大爆発、辞める、逃げる、移動する、別の場所で花開く・・・というどの時が来たら大胆に行動するポテンシャルを秘めている。
後者のポジティブはとても共感を得るのだが、クソ現状を楽しくする能力に長けていることは非常にすばらしいが、クソ現状はクソのままで変化し続けているのは自分だけ。
クソ現状(同僚、上司、組織の慣習、ルール)は全く変わらない状況で自分の精神力・体力を維持することは場合によっては相当な精神力が必要になる。
そのような能力は自分自身のなかの危機管理委員が全力で働いている状態で、危機管理はあくまでも頻繁に起こることはちょっと困るので、たまに出番がやってくるくらいでないとそのうち内部崩壊が起こる。
危機度の強弱によるが、大災害時に自衛隊が出動するような危機管理レベル最大ならならやばい。
自治会の班長さんがちょっと見回りに来て、「大丈夫ですかあ。お手伝いしましょうかあ」とかちょっと気にかけているレベルならまだOK。
例がわかりにくいかもしれないが、要するに自分を守りつつも現状を正確に認識し、素直な自分の心と理想の状態をよーく自分に聞いてみる。
「もしこの場所のように耐えなくてもいい所であればどんなところが理想なの?」
と自問自答してみる。
自分には変換能力が長けているのか、単に忍耐・我慢で乗り越えているだけなのか、まだ余裕あるのかないのか、しっかり見極めないと下手したら自己崩壊する。
「ここでも全然まだ大丈夫」であるのか「もうむり」なのかゆっくり風呂に入りながら静かに考えてみてほしい。
もしかすると一番厄介なのはクソ現状を高度な変換能力によって余裕で乗り越えられ、毎日が楽しくなってしまい、現状のままでいいやという気になってしまうことかも知れない。
いわゆる「置かれた場所でそれなりの花を咲かせました」状態である。
でもこれは悪いことではない。自分が納得するか否かしかない。
良いも悪いもなく、人が判断することでもなく、自分自身の価値で判断するだけ。
もし納得いかないならばどうするか。
僕が思うに、その場合は「具体的な新しい目標を作る」ことでしか次のステップに進めない。
それは何でもいいんだけど、社会人なら転職するとか、副業して別の収入源を得るとか、出世するとか。学生なら英検○○級に合格するとか、資格を取るとか、何でもいい。
自分の可能性を広げる、何かを達成する具体的な目標をもちそれに向けてただただ努力することしかないだろう。
人とか組織は変わらないと思った方がよい。だから自分が変わるのが手っ取り早いし人生お得に間違いない。
現状は幸せだし、何かが起きても思考の変換とか感受性を豊かに使えば大抵のことは受け入れられる人は、そのマインドを維持しつつも別の目標に向かって前進できる。
決して停滞ではない。
ちょっとでも、例えば本開いて1行でも読んだらそれは前に進んでいるってことだよ。ほんのちょっとでいいから、頭で考えるだけでもいいから何もやらないよりは成長している。
だから地球人は頑張って今日もちゃんと生きている自分をちゃんと褒めてほしいよ。
ちょっと辛くなったら、ちょっとクソだなと思ったら、ちょっと悩んだら、
「人生暇つぶし」
とつぶやくとちょっとは気持ちが楽になる。
ところで結論としてはネガティブ派もポジティブ派もどちらも違いは紙一重、同じようなものだという事がわかった。
めでたしめでたし。
バイなら。
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