見出し画像

埼玉のあの人に訊く「さいたま伝」Vol.12 浦和コルソ・田村寧司さん

この企画は、さいたまに愛憎ある方々に、その人にとっての「さいたま伝」を訊くものです。今回は浦和コルソ・田村寧司(やすし)さんの登場!

どんなお仕事をしている?

浦和駅西口にあるコミュニティプラザ・コルソの管理会社でコルソのPRや集客、それからテナント開発の責任者をしております。

あなたのさいたま歴

生まれも浦和。
育ちも浦和。
会社も浦和。
66歳で浦和尽くし、浦和暦66年でございます。

全さいたま市民(約130万人)のなかで、「さいたま好き度ランキング」何位か

浦和しか知らないので比較できないんですが、住みやすいしとても好きですし、お世話になった街だし…年齢と同じ、66位、でしょうかね。

この考え方だと、年齢が上がるにつれて順位が下がってしまいますが(笑)

大宮派? 浦和派?

いよいよ、核心の部分ですね(笑)。もちろん、浦和と言いたいところなのですが、親父が旧大宮出身で、お袋が旧浦和の出身なので、要は私は大宮と浦和のハーフなんです。親族も、旧大宮市役所や旧浦和市役所のどちらにも勤務していましたし。

色々と言いましたが、「で、大宮派?浦和派?どっち?」と聞かれたら、66年住んでいる街ですし、断然浦和派です!

浦和で好きな場所・こと

調(つき)神社が好きですね。コンパクトで昔から慣れ親しんだ場所で、人生の節目ではいつもお参りしてきました。

子どもの頃は毎週日曜日、親父によく自転車で連れてこられました。数えてみると、これまでざっと500回以上来ている気がします。これは多いんですかね、少ないんですかね。わかりませんけども。

その調神社の近くにある古民家カフェ「楽風(らふ)」も好きです。築130年ぐらいの古民家をリノベーションしたカフェで、1Fが喫茶店、2Fがギャラリーなんです。

楽風(らふ)
埼玉県さいたま市浦和区岸町4-25-12
048-825-3910

大宮の苦手なところ・ちょっと残念なところは?

大宮は鉄道の街なので、他の街から流入してくる方が多く、雑多な感じやゴミが落ちている感じがしますかね。人が多いからこそ、活気もあるんだと思うんですが。

人々が、ゴミも落とすけどお金も落としていく街、そんなイメージですかね。

浦和のここが変!

浦和の人々はプライドが何気に高いところがあるんですよ。40年前の話ですが、同じ浦和の人に「君の住まいはどちらだ」と聞かれたので北浦和の住所を言うと「あぁ、在方(ざい)ね」と言われたんです。

(注:「在方」とは田舎・街外れを表す言葉)

私も「在方」という言葉を知らなかったのであとで調べてびっくりしました。浦和に誇りを持つ一部の方には、浦和=浦和駅西口周辺だと思っていらっしゃる方がいるんです。

浦和と言ってもピンキリで、同じ浦和でも地区によって温度差がある。今でもそういう感覚をお持ちの方もいらっしゃるんじゃないかな。

浦和駅の西口の人はあまり東口に行かない、という話も聞いたこともあります。今は地下道もできたので、東西の壁というのも薄れてきてはいると思いますが。

さいたまの何をトレーディングカードにしてほしい?

やはり調(つき)神社ですね。狛犬の代わりに兎が飾られている素敵な神社です。

江戸時代、調(つき)=月=うさぎ、という洒落から狛犬の代わりに兎を飾るようになったらしいんですよね。

トレーディングカードゲーム「さいたま伝」について一言!

浦和と大宮がある種争い続けているのは2つの街の魅力が拮抗しているっていうことだと思うんですよね。だから、このゲームで双方の街の魅力がさらに炙り出されるといいですね。

できることはなんでも協力します!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?