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埼玉のあの人に訊く「さいたま伝」Vol.07 大宮東口商連の会長・栗原俊明さん

この企画は、さいたまに愛憎ある方々に、その人にとっての「さいたま伝」を訊くものです。今回は大宮駅東口の商店街全体の会長の栗原俊明さんの登場!

どんなお仕事をしている?

大宮駅東口の商店街を集めた商店街連絡協議会の会長をしてます。あと不動産業やイベント音響(PA)の仕事をしています。

あなたのさいたま歴

生まれも育ちも49年さいたま一筋…あ、途中10年くらいは都内に住んでたのですが、あくまできもちは49年さいたま一筋です!

全さいたま市民(約130万人)のなかで、「さいたま好き度ランキング」何位か

100位くらいですかね。ぼくより濃い人たちはいるので、一桁台ではないと思うんですが。

大宮派? 浦和派?

大宮派です!

大宮で好きな場所・こと

身内贔屓になるかもしれないですが、じいさんのころから大宮駅東口で仕事しているんで、東口の雑然としたいろんなものが混じっている雰囲気が好きですね。

おもちゃやさんや美味しいご飯屋さん、飲み屋さん、さらにアンダーグラウンドなところというかディープなところもあって、何年住んでいても飽きずにいろんな魅力があるところです。

浦和の苦手なところ・ちょっと残念なところは?

あんまり浦和に行かないせいかもしれないですけれど、特に苦手なところとか残念なところはないですね…。

大宮のここが変!

大宮の人って新しいもの好きなところがあるんですが、一方で、保守的でもあるんです。商店街で新しいイベントをやるってなると、前例がないからやめておいた方がいいんじゃないと言われながら、実際にやると「面白かったね!」「またやろうよ」なんて言われたりします。

例えば、7年前の2017年に、スーパーアリーナで第8回世界盆栽大会というものが開かれたんですが、せっかく海外の方が来るなら日本を紹介するイベントをやろうということで大宮の駅前で「THE JAPAN DAY」というものをやりました。

最初は「面白いけどさ…」「でも、前例ないし…」という反応で、反対じゃないけれど動かない・あまり協力してくれない雰囲気だったんです。でも、やってみたら評判が良くて、その次の年からはおおみや盆栽春祭りとして市が主催でやることになりました。

2017年のTHE JAPAN DAYのフライヤー

さいたまの何をトレーディングカードにしてほしい?

大宮駅東口前にある「いづみや」さんなんていいですね。大宮を象徴する居酒屋さんです。雑然とした感じで、朝から飲めるんです。若い女性が二人で入ったかと思えば、その隣でおじさんが酔っ払ってくだをまいていたり、おばちゃんが持ってきてくれるはんぺんがいつも違う形だったり。そういう雑然としたお店です。

トレーディングカードゲーム「さいたま伝」について一言!

おもしろいんじゃないですかね。大宮・浦和という謎のライバル関係をテーマにしてて。適切なライバル関係って重要だと思うので、それを遊び・ゲームにしるところがいいと思います。

一説によると、サッカーの起源は戦争だったらしいじゃないですか。でも毎度、人が怪我したりするのはよくないのでサッカーというゲームが生まれた、と聞いたことがあります。

アルディージャとレッズの試合は「さいたまダービー」って言われて、街中が独特な雰囲気になるんですが、それもいいなって思っていたんです。一般の人も参加して楽しく遊べたらいいなと思っていて、例えば駅の構内でお互いにトマトをぶつけ合うイベントやったらどうだろう?なんて思っていたので(笑)、そういう遊び心にこのゲームは通じるなと思います。

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