読書実況を改善します
こんにちは、サイとです。
読書を実況する配信をしています。
この記事は読書実況の改善について施策を書きました。
これから読書実況に応募したい方、あるいは読書実況をしてみたい方向けの記事です。
読書実況を楽しんでくれた方の声です
課題|読書実況は「ゲーム実況の読書版」です
まさにこれです。
ただし、脳の構造上、読書とトークの両立ができません。
黙って読んで、時々トーク。
これが読書実況の通常運転です。
普通の実況と比べたら全くと言って良いほど、喋らない。
初見の人「チッ、人が来るまで喋らない奴かよ、底辺配信者か???」
そう思われても仕方ないです。
なので、1話ごとに読んだら喋るようにしています。
それでも馴染みがない配信スタイルなので初見の人には辛いでしょうね。
途中から配信に来た人にも厳しいスタイルであることは間違いないです。
課題
・初見の人が入りやすい配信にする
・途中参加の人が入りやすい配信にする
分析|読書実況の中身を変えてはならない
今の読書実況の形を変えていくのは難しいです。
タイムテーブルはこれで限界だと思います。
21:00|配信スタート
21:15|読書実況スタート
21:45|休憩、感想の共有時間
22:00|配信おわり
なので、現状の読書実況は変えません。
読む量や時間に関する苦情や要望は来てないのでこのままでいきます。
ゲーム実況でもそうですが、同じようなゲームばかりではダメです。
軽いゲームから重いゲームまで、ある程度のレンジがある人はウケます。
必要なのは「如何屋サイとの読書実況」の入門編です。
つまり、現状を変えずに追加の配信で課題を解決する必要があります。
対策
・初見の人が入りやすい配信を追加で行う
・途中参加の人でも入りやすい配信を追加で行う
改善|掌編オンリー読書実況を定期的に開催します
1月3日に掌編オンリー回を開催しました。
掌編は短いスパンで配信への入りどころが作れるのが良いです。
今回、意図的に「800字以内の作品」に限定して募集しました。
理由はだいたい一本につき7分ほどで話せるからです。
ラジオの台本もワンコーナー7分でしたね。
たぶん人が一つの話題に飽きるタイミングが7分くらいだからです。
これでも無理な人はもう追わないことにします。
初見、途中から関係なく、配信に入れるのではないでしょうか。
1月3日は事前予告なしの募集でしたので、応募数は少なかったです。
次回開催は2月7日とし、事前予告も行っていきます。
なお、この改善案は掌編が不慣れな人には難しいです。
本文を読む機会は減ってしまいますが、「あらすじ朗読会」との両立で長編作品との棲み分けができると考えています。
改善案
・「800字以内」の掌編オンリー読書実況を開催する
課題|読書実況は「作者の目の前で読む配信」です
作者に向けて感想をお伝えしています。
だから、作者には必ず配信に来てほしいです。
ところが、そう思わない作者さんが何人かおりました。
どうも「作者が居ない方が本音で言ってくれる」と思ってるみたいです。
うーん、わかる。
でも私はそういう人ではないので、明らかに勘違いです。
配信後に作者へ「居るなら居ると言ってください」と、苛立ちをぶつけてしまったことがあり、これは反省しています。申し訳ありませんでした。
課題
・作者に配信へ来てもらうようにする
・「如何屋サイとは作者が居ない所で本音で言う奴」という誤解をなくす
分析|クソラノベレビューをしてはいけない
作者に配信へ来ていただいていた時期は、実は批判的な感想を言っていた時期と重なります。
これは10月11月にめっきり作者が配信に来なくなった問題です。
昨年6月頃、なろう発の作品に対する苛烈な酷評動画が話題となりました。
クソラノベレビューです。
実は私も10月にトラブルを起こしています。
出来がイマイチな小説にジョークのつもりで言った結果、作者ではないリスナーが不愉快を表明した件です。
動画と違って配信はコメントの空気感が大切なので、即刻やめました。
以下はその時の反省noteです。
現在は皮肉的な批判をしてません。
何なら「あらすじ朗読会」は感想すら言ってないです。
批判だけが本音なわけないんですが、批判があった方が信用されますね。
このあたりが誤解を与える原因なのかもしれません。
また、配信への入りづらさ、厳しい意見を言う人物像があります。
対策
・作者が配信に来やすい空気感をつくる
・如何屋サイとがどんな人物像か端的に分かるようにする
改善|誰もが知ってる作品のレビュー動画を出します
これから私を知ろうとする人が私を評価できるようにします。
信用が置ける人物かどうか、レビュー動画を見て判断してください。
どの作品をレビューするかは決めてません。
知ってる作品でないとレビューの質が見えないので有名所を押さえます。
また、レビュー動画はVtuberとしての振る舞いを意識します。
つまり、キャラクターです。
みんな忘れてると思うけど、14歳の小説家なんだよなぁ、私。
配信内にもキャラクター性をキチンと出していきます。
このあたり、順序が逆になりましたが、改めてよろしくおねがいします。
改善案
・誰もが知ってる作品のレビュー動画を出す
・初見さん向けにVtuberとしての振る舞いを意識する
課題|読書実況は「クリエイターへの応援」です
クリエイターを応援する理由は、私が応援してもらえるからです。
返報性の法則といいます。
自作へ感想をいただいたり、投げ銭やAmazonギフトもいただきました。
ありがとうございます。
Twitterで拡散される感謝のツイートはリスナーのコメントに対してです。
だから、私はコメントを絶やさないようにしています。
コメントに反応するのはそのためです。
また、イエス・ノーで答えられる質問を投げかけています。
さすが皆さんクリエイターです、求めた以上の答えを言ってくれますね。
今では1回の配信で頂けるコメント数は平均500個です。
読書の兼ね合いもあり、もう昔みたいに一つ一つのコメントを拾えません。
コメント読み上げを減らし、お名前の読み上げもしなくなりました。
同じ規模のVtuberはだいたいこんな感じですが、これでいいのだろうか……
課題
・コメントが増えてもリスナーの視聴体験の価値を下げずに対応する
・クリエイターへの応援のため、役立つコメントをもらえるようにする
分析|安易にコメントを取捨選択してはならない
応援は個別対応でなければなりません。
公園の炊き出しではなく、手作り弁当でなければならないのです。
読書実況は作者には個別対応の応援です。
ただ、リスナーには個別対応の応援ができなくなっています。
これが続くとリスナーは「自分のための配信じゃない」と感じます。
安易に取捨選択もできないです。
取捨選択は「コメントを拾われなかった」という体験を生み、拾われるコメントをする人だけが固定化して、リスナーの淘汰に繋がります。
私は作者というたった一人のために配信してきました。
しかし、もうそれは私一人がやっていることではなく、リスナー全員の取り組みとして行う共有目標になってきたのかもしれません。
対策
・リスナーとの関係を見直し、共に応援する役割を兼任してもらう
・クリエイターへの応援だと強調し、コメントの意識を高める
改善|VIPバッジをサポーターの証とします
リスナーの人たちを応援する側とするには感謝が必要です。
人は誰かの役に立つことをすると幸福度が上がります。
この幸福度の上昇を感じてもらいやすくするため、VIPバッジを持つ人たちにも感謝するように作者へ促していきます。
現状VIPバッジは30個あるので、30人までサポーターになれます。
それぞれ専門分野があるのでそれを活かしましょう。
サポーターになる条件は、配信に2ヶ月間コメントすることです。
なぜ2ヶ月間かというと人間の習慣は60日前後で身につくからです。
サポーターはこれまで通りコメントしてください。
何かを強要することはありません。
改善案
・VIPバッジをサポーターの証とし、VIPPERをサポーター扱いする
・配信者-作者-リスナーの関係を見直し、サポーター-作者の関係にする
補足|「読書実況の募集」は月2回です
募集は月2回とします。
第一日曜日と第三日曜日の昼12時のツイートが応募先です。
原則RTのみで参加とみなします。
また、ハッシュタグとして以下を利用し、広く作品を募集します。
・#RTした人の小説を読みに行く
・#小説読むよ
詩、エッセイ、漫画、ゲームも応募可能です。
この分野は素人なので、有識者の方々(リスナー)に任せます。
また、応募作品から以下は除外させていただきます。
・過去に読書実況した作品
・あらすじが無い作品
理由は後述の「あらすじ朗読会」があるからです。
補足|「あらすじ朗読会」はリスナー投票です
応募作すべて、かならず朗読します。
1度のあらすじ朗読会で読む作品数は5作品です。
タイトルとあらすじ、表紙絵を配信し、リスナー投票を行います。
「読みたい」と思ったものに入れてもらう投票です。
1人1票を持ち、配信内通貨かリアルマネーで追加投票できます。
投票率1位の作品が読書実況に選ばれる形式です。
また、リアルマネーで1000円以上投票された作品は読書実況確約です。
いただいたお金は配信環境を良くするのに使います。
あらすじ朗読会は初見歓迎の配信です。
雑談が9割なので気軽にコメントしてください。
コメントで作者として登場しておくと、少し投票が有利になります。
補足|「小説勉強会」は終了します
小説勉強会ではGoogleフォームを用いて募集しました。
しかし、応募数は4件に留まります。
ただ、1件につき1時間以上話したので充分でした。
初見さんが入りづらすぎます。
もっと入りやすい話題にするため、マシュマロします。
また、「小説勉強会」という名前も固そうでダメですね。
番組名は「開運! なんでもお悩み鑑定団」にします。
いただいたお悩みを鑑定団(私やリスナー)が答える番組です。
鑑定額は私が適当に出します。
希少価値のあるお悩みほど高額です。
補足|「小説講座」の復活は未定です
長らく配信していなかった小説講座は再配信が期待されています。
ですが、この配信で私の話す内容は本を読めば載ってるのだから、関連書籍を読めば理解できるレベルの内容です。
誰にでも当てはまる話は価値がありません。
私は一人ひとりに合わせた話ができる読書実況を推していきます。
それに講座というのは無名の人がやっても影響力がないですからね。
やるのなら「あいつが言うならやってみるか」と思わせる講座でないと。
知らん奴が言ってた情報なんてアテにならないから聞くだけで終わり。
だから今はやるべき時ではないと思っています。
さいごに|読書実況の拡散と持続可能性
私は読書実況を広める活動をしていきます。
つまり、読書実況を私ではない誰かにやってもらう配信です。
ゲストに読んでもらうのはどうでしょうか。
私は隣でお茶を飲んでます。
そうやって読書実況をどんどん色んな人に広めていきます。
読書実況する側が増えることで、読まれる機会を増やすのです。
web小説を配信で読む「読書実況」は私が始めました。
読書実況の定着が目標です。
「自分も読書実況をやってみたい!」という方いらっしゃいますか?
ぜひ、Twitterへご連絡ください。
意外とそんなに難しくないのでオススメですよ。