プロトを練る前に、まず書き出し。
日曜日という貴重なきょうに、こんにちは!
猫目です。皆さん。お元気されていますか?
きょうという素敵な秋晴れの午後に
ちょっと思ったことがあるので恒例
の如くnoteにメモさせてください。
✑
タイトルにも大々的に書き出しました通り、
構成または「プロットを練る」ということ
についてです。
前にもお話したかもしれません。
わたしは小説を書いたり短い脚本を書いたり
する際に、物語の構成を練るのがかなり不器
用で、ちょっと苦手です。論理的に道筋を立
てたり、起承転結の具合を考慮したり、伏線
を貼ったり、回収したりする、いわば地図の
ようなプロット。これが苦手とは。破滅的だ
と落ち込んだことは何度もあります。その度
に立ち直り(というよりは開き直り)、今日
に至っているわけです。
✑
今度また新しい物語を綴るにいたって
ささやかな問題が発生しました。
「あれ。プロット書けない」かも。と内心ド
キリとして、次に「いや。やる気がいない」
と寝ぐせの髪の毛をわさわさしました。
〆切がすぐそこに居る。なのにやる気はどこか
遠くに居る。いっこうに見えない。おかしい。
そんなこんなで、
昨日はあろうことか優雅に余裕を
振りかけて、丹沢の温泉に浸かっ
て参りました。こういう〆切に追
われている時分、なにをしているの
だろう、このバカヤロウ、との感情
が日頃出てくるのですが、昨日に限
ってまったく生じない。焦燥との無
縁感。おそろしい限りにございます。
湯に浸かる。
ぼぅーと湯面を眺めているうちに
ぼぅーと時間が過ぎていきました。
ぼぅーとしすぎてお腹が減りました。
ぼけーとしたまま友人宅へお邪魔して、
焼き鳥やら唐揚げやら梨やらを御馳走
していただきました。ご馳走様でした。
関係ありませんが、私の好物は梨です。
西洋梨よりもにっこり梨です。
友人のおかげか、それとも温泉のおかげか
それとも梨のおかげか、まもなくやる気が
チラチラと姿を見せ始めたのはあり難いこ
とです。感謝。
何はともあれ
わたしはもう我武者羅に、頭の中にあった
物語の冒頭の光景を、そのまま原稿用紙
(という名のWord)へ書き殴りました。
すると、どうでしょう。
やる気のお出ましです。捕まえました。
とらえました。あとは綿密なプロトに
より説得するだけです。
わたしにとっては、
書き出しが重要のようです。書き出し
が肝心です。書き出す前から、構成立
てようなんてそんな高度な技術。わた
しにはできません。あくまで今は。
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