この夏、カブトムシを飼うのなら
しゃくしゃく…
しゃくしゃく…
無我夢中でスイカに食らいついていたら隣から、「もしかして前世カブトムシだったひと?」と聞かれてけっこう本気で「そうかもしれない」と思った猫目です。
みなさま、こんにちは!
一昨日だったかな。駐輪場でカブトムシの雌を見かけました。漢字で書くと「甲虫」。ご存じの通り、かれらの背中は甲のように硬いです。
これは「外骨格」と呼ばれているもので、やわらかい腹部を守るためにカブトムシのからだを堅い外皮で覆っています。私たちの皮膚と比べものにならないくらい頑丈な甲を持つカブトムシ。
寿命は短く、1年くらいしか生きられません。
しかも、そのほとんどを幼虫として土の中で過ごしています。成虫でいるのはだいたい1か月から3か月くらい。この暑くて短い夏のあいだにしか、カブトムシに会うことはできないのです。
ちなみに猫目も小学生のころにカブトムシとクワガタを飼育したことがあるのですが、それから今に至るまでずっと思っていることが1つあります。
カブトムシのゲージってちょっと……狭すぎませんか。
せめて
せめて
このサイズにしてあげるのがベストかと思います ↓ せめて。
ちなみに自然界でのカブトムシの行動範囲は、おおよそ200メートルから1キロメートルといわれています。それを無視しないで考えると、やはり市販のプラケージでもサイズの大きいものを選ぶのが、カブトムシにとって親切かと思います。
・・・と思ったのですが、いろいろ調べてみると、なんと!
すばらしい動画を発見!
心からいいなと思えるカブトムシのお家を発見いたしましたので、ご紹介させていただきます。ほんとうにこのくらいの広さがあると子供たちも眺めていて心から楽しいでしょうし、なによりカブトムシ本来の生きかた(生態)に近い状態を観察することができます。
自然のなかでどのように生活しているのか。
生きものを知る・理解するときに、このことがとても重要になってきます。
自然に近づく、第一歩
自然に近づくための一歩として「昆虫観察」があります。なぜか子供のころは平ちゃらだったのに大人になったら虫はめっきりダメになってしまった、という話はよく聞きます。
幸いなことに猫目は大人になったいまでも、たいていの昆虫は平ちゃらで、むしろ感動を覚えたり、親しくさせていただいています。
そこで、気がつきました。
自然に近づくためには(知るためには)、まず昆虫からお近づきになったらいいのではないか、と。昆虫は土からも近く、また草花や樹木などの植物にも近い存在です。
そんな昆虫を知ることで、自然への理解がさらに深まり、それをみなさんにお伝えすることができるのではないか?
〇
実際、自然で暮らすカブトムシに触れたとき
きっとあなたはいろんなことに驚くでしょう。
「甲……熱っ!」
とかね。
自然には私たちの知らないものがうんとたくさんあります。
あしたを生き抜くちから、そして勇気を教えてくれます。
やさしさ、思いやり、共存……。
2024年
1度きりのこの夏、あなたはどんな自然に触れますか?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?