変化するには行動しかない
なにかを変えるためには行動するしかない。そんなことを考えつつ、庭のプランターにせっせとチビマル(小茄子)の苗を植えた猫目です。
みなさん、こんにちは!
家庭で茄子をつくるのはむずかしいのではないか、という意見をいただいたので、ならばと”ちびナス”にしてみました。本来なら、すでにナスは収穫できる時期なのですが「今から苗を植えてもオーケー」というホームセンター園芸スタッフさんのことばを信じて……。
プランターでちびナスを育ててみたいと思います。
と、いうことで本題です。
変化を求めるのなら行動する以外に選択肢はないよね、というお話です。先週の木曜にふたたび友人のドッグトレーナーさんとお会いしました。
いやはや、トレーナーさんは元気ですね。第一に動きが機敏。たまにステップでも踏んでるのかな、と思うくらいテンポよく歩かれていました。さすがはワンコたちの散歩に時間をかけているだけありますね(最近は暑いので時間帯など工夫をしているそうですが)。
それから第二に声が大きい。よく通るので周囲が騒がしくても単語一つひとつ洩らさず聞きとることができます。いいですね。ハキハキしているのってまさに健康という印象を抱きます。
第三によく食べて、飲む。なんでもおいしそうにパクパク食べるひとっていいですよね。個人的にはとても惹かれます。後者の”飲む”にかんしてはアルコールなので過剰摂取は健康によろしくないのですが、夏だからでしょうか。グラスを傾けてゴクゴク飲む姿ってやっぱり見ていて爽快です。
そんな元気いっぱいのトレーナーOさん。今回も見事、猫目の心臓に矢を吹き放ってくれました。そのときの会話の断片がこれ。
熱くなった猫目はつい3万部なんて口にしましたがしかし、近年の文芸書の平均売上部数はおおよそ2,500部。その中でも文庫本は約1,500部(AI調べ)ですので、3万部なんていったらもうとんでもない数になります。
ちなみに新人作家さんの場合は初版で数千~数万部だそうで、いわゆるベストセラーと呼ばれる作品は100万部という、途方もない売り上げ部数を叩きだしています。
ほんとうは1万部だってむずかしいと痛感している中での3万部発言。さすがに「無理!」と隣から声が飛んでくると思ったのですが、飛んできたのは目標に対するアドバイスでした。
出版業界のことはわからないから細かいことは言えないけど、と前置きをした上でOさんはつぎのような意見をくれました。
・x(旧titter)を稼働したほうがいいということ
・noteをもっとうまく活用するべきということ
・もっと周りのひとに作品を読んでもらったほうがいいということ
など。
話の中盤からは、猫目よりも熱心になって目的達成のための施策を考え、語ってくれたOさん。ほんとつくづく思うのですが、持つべきものは真剣に語りあえるドッグトレーナーですよね。いえ、職業は関係ありませんでした。
持つべきものは、信頼できる友人です。
で、この会話のわりとすぐあと、するどい一矢(ひと言)が隣から一直線に飛んできます。
「でも、猫目はずっと平行してるじゃん」
……ぐはッ。
まさにまさに。Oさんの言葉通り。ここ数年の猫目はずーっと平行を保って生きてきました。いわば作品は書くけれど、それだけ。公募に出すという行為のほかにこれといった行動をおこしてきたわけでもありません。
小説を書くのはそれだけで大変だ、という言いわけを吐きだす前に、Oさんは言います。
「もっともっとなにかやったほうがいい!」
行動したほうがいい。
だって目指すは3万部でしょう。
そう言われているような気がして心苦しくなりました。むろん、それが正しい意見だったからこその痛感です。
現状を変えないと目的を叶えることはできない。
そのめにはできることから行動するしかない。
できることがたくさんあるのに(余白がまだあるのに)こんなところで留まっているのはもったいない。猫目はもっと自信を持ったほうがいい。
自信を持て。
たしか文章の先生も同じことをおっしゃられていました。
そうか。
自信がないから、行動しないのか。
そう気がつかされた瞬間でした。というのも、猫目はけっこう行動力があるほうなのです。にもかかわらず、小説にかんしては行動が甘い。
なぜか。
それは自信がないから、だ。しかし自信のない人間の作品などいったいだれが読みたいというのだろう。
もっと自信を持とう。
そして行動に移していこう。
環境が変わればたしかに変化はするけれど、それは”やらざるを得ない状況に置かれて行動するから”であって、結局は行動だ。
根本的な変化は行動でしか生まれない。
それを教えてくれたドッグトレーナーさん。このたびも楽しく、有意義なお時間をいただきありがとうございました。
そして画面の前の皆さま。いつも貴重なお時間を猫目noteに費やしてくださって心から感謝しております。ありがとうございます(低頭)。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?