イルカたちの瞳のやさしさを。📷

朝。イルカの夢を見て、思い出した。
イルカのやさしい瞳のこと。
イルカの不思議なチカラのこと。
イルカの放つすごい魅力のこと。

・・・・・・

「どうしてあなたの目は、
そんなにも優しさで溢れているの?」

「ぼくたち、毎日がエンジョイだからだよ!」
「ぼくの背に、きみも乗っていくかい?」

赤ずきんをかぶった空飛ぶちいさな
イルカがこう語りかけてきました。
まるでグリム童話に登場するかのよ
うな可憐極まりない容姿に、胸がド
キリと高鳴ります。

・・・・・・・

せっかくの物語の幕開け。それな
のに夢はお預け。あったのは橙色
の朝日のオーロラ。そう思ったら
部屋のカーテンが朝の陽に染まっ
ていただけ。ふつうの部屋も朝早
いと感じるものが、ある。夕方と
真夜中と、そして早朝は好き。

イルカの夢から覚めた自分は
朝のすてきな気配に息を吐く。

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そういえば、緊急事態宣言も解除
されたから、イルカに会いに行き
たいと思う。いいのかな。会いに
行っても。自分はあの子のこと憶
えてる。けど、あの子は覚えてい
るのかな?ちょっと自信がない。

いつも海面に顔を出してケケケ
ピュイピュイと挑発するように
笑って(いるように見えるから
イルカは人気らしいですね)い
たあの子。イルカの個体識別と
いうと難しく思うかもしれない。

だけどそんなこともない。

ちゃんと見ると、
ちゃんと分かる。

いつかイルカを飼いたいな
んて馬鹿なことを考える。
プールは彼らにとって狭い
から海の端っこに住んで、
鯖でイルカをつってやるぜ
と意気込んでみる。も、ど
う考えたって自分はイルカ
に飼われる側だ。

都合いいとき、
遊びたいとき、
気分いいとき、

イルカはそんなときだけ
やってくる。だから好き。
機嫌悪いと来ないところ。
怒っていると顔を背けて
向こうの隅にぷかぷか浮
かんでいるとことが好き。

それにイルカの瞳はすごく優しい。
この世界には素敵で素晴らしい生
きものがたくさんいる。その中で
も優しい色を、瞳のあちらへ隠し
てる。やさしい瞳。やさしい瞳。

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イルカを、ぎゅうっとしたいな。

あの感覚を忘れてしまう前にね。
イルカに会えば自分が、
有頂天になってること、
意地を張っていること、
やせ我慢していること、
かっこつけを貫いてること、ぜんぶどうでもいい。
そんな気持ちになる。これは何とも不思議なこと。

こうして、今、イルカのことを
考えているだけで心が和やかに
なっていく実感がある。不思議
なチカラだ。この謎はどうも解
明できなそう。というよりも、
あまり解明したくない。(笑)
未知のままであっておくれ。

未知なるイルカパワーは
すごい。つよい。癒される。

本日もつらつらと
思い出を語らせていただきました。
聞いてくれた、あなた様、いつも
ありがとうございます。



やさしい瞳のあなたへ。
どうかお元気であってください。

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