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【採用担当アラカワの今日の学び】

いよいよ2021年も本日で最後!今年ラストの投稿になります(^^)

Part1 後輩育成に馳せる思い

今回は「介護関係の仕事をやめた理由」第3位の「自分の将来の見込みが立たなかったため」
について勉強していきます!

ちなみにこちら、男性の退職理由第1位となっておりました👱

実際に介護職をやめた知人によると、社内でのキャリアアップが見込めないことが理由だったそうです。

こちらもSAISONのスタッフ内で話し合ったところ
・後輩育成が滞っている
・キャリアアップが明確化されていない
・管理職がどのような仕事をしているかわからないため、キャリアアップした時のイメージがわかない
という意見が出ました。

まず、後輩育成についてですが、施設と訪問介護では育成の仕方が異なります。
施設では同じ建物内に先輩社員がいますから、忙しいとはいえその都度学習する機会はあります。
ところが訪問介護は基本的に一対一で行うサービス。そのため施設に比べて教えてもらえる機会が少なく、身体介護スキルが向上しづらいという難点があります。

今回、アラカワの友人と後輩育成について経験をもとに話してみました!

その友人(以下Yさん)が最初に勤めていた事業所は立ち上げ当初ということもあり利用者様の母数が少なかったことから、一年間はほとんど先輩につきっきりで同行研修をさせてもらっていたそう。

次第にその事業所でも人員を増やしていき、Yさんも新しく入ってきたスタッフに研修をするようになりました。
しかし人が増え、利用者さんも多くなってくると、一人につきっきりではうまく回らないようになります。
その結果2、3度の同行で独り立ちをするように。

確かに何度も同行しなくても「なんとなく介助ができる状態」にはなります。ただ、それによって不安を抱えたままサービスを行い続ける羽目になりますよね。

ケアの疑問点や不安なことは直ぐに聞いてくれていたそうでしたが、それでも実際に見ていられるわけではないので解消するようなアドバイスができていなかったと思う、とのこと。

Yさんの事業所スタッフの誰しもがこのままではいけないと思いながらも、日々の忙しさに紛れてどうすることもできなかったそうです。

Yさん:障害者のケアはたとえ同じ障害を持っていてもその特性は一人ひとり、毎日違います。季節によって、また周囲の状況によってケア内容が変わります。そんな中である日、物品を片付け忘れたということで利用者さんご家族から、NGが出てしまいました。

アラカワ:なるほど。たしかに一人で利用者様宅に入るということは信頼が必要ですが関係の構築には時間がかかりますよね。相性もありますが…

Yさん:そうですね。確かに他にもミスがあったかもしれませんが、訪問介護では利用者さんの許可なくしてサービスは行えません。NGと言われたら対応せざるを得ないのです。
訪問介護は少しの失敗でも仕事や成長の機会を失ってしまうのです。
結局そのスタッフは外されてしまいました。うまく後輩育成できなかったと、悔いの残る結果となってしまいました。


Yさんと話してみて、改めてこのような現状では若い人から訪問介護が敬遠されるのも無理はないと感じました。
手厚い研修や同行ができるほどの余裕が現場にあれば…

この業界で頑張ってみたい人がいても、きちんと教えてくれるか不安で躊躇している方も多いのではないでしょうか。そういう方々を逃してしまうのはとてももったいないです。
人手不足がさらに人材を逃してしまっているこの現状をどうにかしたいと心から思います。


さて、今回はこの辺で。

最後まで読んでいただきありがとうございました!次回の投稿も是非見ていただけると嬉しいです☺

それでは皆様、よいお年を(_ _)

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