お客様からの「#やさしさを感じた言葉」

こんにちは。再春館製薬所です。
たくさんのコンテストへのご応募ありがとうございます! ステキなお話をたくさん目にする中、私たちも、お客様からかけられた、「#やさしさを感じた言葉」を紹介させていただきたくなりました*+゜。

「ドモホルンリンクル」と聞くと、「♪0120~」や「♪ドーモーホー・・・」など、つい口ずさみたくなる方も多いのではないでしょうか? 実はこれらの電話やネットなどを介したコミュニケーションはすべて、「お客様プリーザー」という職種の社員が応対しています!
再春館に、いわゆる「マニュアル」はなく・・・それぞれが「自分がこのお客様だったら?」と想像して行動する、個対応の“なりきる力”が求められるという・・・ちょっと変わった社風です(笑)。

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「お客様画面」には、すべてのコミュニケーション履歴が残されているのですが、今回ご紹介するお客様は・・・もともとドモホルンリンクルをご愛用されていたのは、その奥様です。病床からのご注文で、「退院したばかりで、ずいぶん痩せてしまって・・・いまは身体を回復させようとしてる。ドモホルンリンクルは主人と一緒に使っているのよ」と笑いながらお話しされたわずか10日後、奥様は帰らぬ人となりました。

――それが分かったのは3か月後の、ご主人様からのフリーダイヤルへのご注文のお電話からでした。「妻は亡くなったけれど、本当にドモホルンリンクルが好きだった。妻の遺志をついで、今後は私の名前で続けたい」と・・・。

そのご連絡を受けた社員がお悔やみの手紙を書いた数日後、ご主人様からお電話がありました。
「妻と出逢ったのは、実は高校生の時の文通がきっかけという縁だった。だから私たち夫婦にとって“手紙”は、本当に特別なもので・・・だから、もらった手紙を読んで、涙が止まらなかった。本当にありがとう」

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そして時は流れ、そのお客様との交流は、今年でちょうど10年目を迎えています。
お客様画面には、その間のたくさんの軌跡が記されています。
ご友人が元気づけるための会を開催してくれたこと。
このまま家に閉じこもっていてはダメだ!とウォーキングを再開したこと。
ボランティアを始めてみたこと。大学で講師の仕事に就いたこと。
「いい結婚相手、いないかなぁ」と話されていた息子さんがお嫁さんを連れてきたこと。「引き出しから、妻が使っていたシートマスクが出てきたんだけど、使い方を教えてくれる?」といった微笑ましいエピソードも。
――そして、当時を振り返っての「製品を売り買いするだけなら“売り手”と“お客さん”でしかないけれど、僕は、あのとき本当にそれ以上のものをもらった。あの手紙を通じて、再春館という会社に改めて出会えて立ち直れたから、今がある」という言葉も。

日々数千件のコミュニケーションが発生する再春館製薬所では、今日もきっと、社内のあちこちで、そんな「#やさしさを感じる言葉」が生まれているように思います。

またいずれ、ステキなエピソードを読み薬のひとつ としてみなさまに紹介させていただくことを楽しみにしています!