【新しい病院に131名が入職】済生会新潟県央基幹病院で入職式が行われました!
こんにちは、済生会新潟県央基幹病院の広報担当です。
県央基幹病院は2024年3月1日に開院しました!
開院して1ヶ月後の4月1日には新しい職員の入職式が行われました。
看護師、臨床工学技士、臨床検査技師など様々な職種の職員が131名も入職。
今回のnoteでは4月1日の入職式の様子や2日間に渡って行われた研修、入職した職員のアンケートなどをご紹介します。
1.辞令交付
入職式はまず辞令交付から行われました。
入職する131名が一堂に集まり、病院長より辞令が渡されました。
2.病院長・事務部長・看護師長のあいさつ
辞令に続いて、病院長・事務部長・看護師長からのあいさつがありました。
当院は3月1日に新しく開院したばかり。まだ不十分な部分もありますが、みなさんの積極的な参加を期待しています。
経験や知識を活かし、新しい病院作りに貢献していただきたいです。改善点があれば遠慮なくお知らせください。日々進化し、みなさんの力を借りて良い病院を築いていきたいと思います。
3.新入職員研修1日目
辞令と病院長の話が終わり、いよいよ研修スタートです!
まずは県央基幹病院の大元である済生会についての説明動画を観ました。ここでは主に済生会の理念(三つの目標など)についての説明が行われました。
済生会の三つの目標
生活困窮者を済(すく)う
医療で地域の生(いのち)を守る
医療と福祉、会を挙げて切れ目のないサービスを提供
次に県央基幹病院の概要の説明。ここでは県央基幹病院がなぜ作られたのかが説明されました。
この病院が作られた理由に関しては「済生会新潟県央基幹病院、公式note開始!」の記事に詳しく書いてあります。ぜひこちらも参照ください。
新入職員のみなさんには「『挑戦』『連携』『成長』を心がけてほしい」という話も追加でされていました。
また県央基幹病院が取り組み始めている「無料低額診療事業」についても説明されました。
無料低額診療とは、経済的理由により適切な医療を受けられない方に対して、医療費の負担を無料、もしくは低額にし、安心して医療を受けていただく事業です。
県央基幹病院では今後このような社会福祉事業にも力を入れていく予定です。
その後、休憩を挟みながら下記についての説明がされました。
・基幹病院の規定についての説明
・院内危険防止について
・事務職の役割について
・病院における看護師の役割
・ソフトウェア資産管理について
・社会人基礎力について
・医療保険制度について
以上でこの日の座学は終わり!この後、グループに分かれて院内見学をしました。
4.新入職員研修2日目
そして研修2日目。この日も座学の研修が続きます。
2日目は下記のことについて研修しました。
・輸血・検査部について
・患者・地域総合支援部門紹介
・ICUとHCU(4B病棟)について
・人材育成開発部門と構成の業務内容
・放射線科の紹介
・TQM TOTAL QUALITY MANAGEMENT 総合的品質管理について
・リハビリテーション部の役割
・病理診断部の業務内容
・栄養部
・臨床工学部の業務内容
・診療技術部紹介
・薬剤部
・倫理規定・医の倫理について
新入職員のみなさん、真剣に研修の内容に聞き入っていましたし、医師や看護師たちも真剣に説明していました。
座学が終わった午後は接遇研修が行われ、2日間に渡る研修が終了しました。
参加したみなさん、お疲れ様でした!
「地域の患者を地域で診るという部分に共感しました!」新入職員のアンケート結果をご紹介
今回、新入職員の方に県央基幹病院に関するアンケートを実施しました。
新入職員のフレッシュな声をご紹介します。
Q1. 済生会新潟県央基幹病院を志望した理由は?
・作業療法士 塚本さん
生まれ育った県央地域に貢献できる作業療法士として働きたいと考えたため。
・MSW(医療ソーシャルワーカー) 菅原さん
地元である新潟でMSWとして働きたい気持ちがあり、新しくできた県央基幹病院に魅力を感じました。
・臨床検査技師 山川さん
様々な職種の人と協力しあいながら、一から新しい病院を創り上げていくことに挑戦したいと思ったからです。
県央地域は救急医療が逼迫し、高齢化により医療需要が増えていると知りました。そのような状況を解決し安心して医療を受けられる地域にするため、検査技師として力になりたいと思いました。
・事務職 富澤さん
「地域の患者を地域で診る」という強い想いから救急医療に力を入れている部分に共感したからです。実際に祖父母の体調が悪くなった際に新潟市や長岡市に搬送される経験をしてからより地域の人々に寄り添う病院を目指す済生会を志望したいと考えました。
・看護師 相﨑さん
学生での実習では、患者さんが日々変化する中で患者さんの身体面だけでなく、精神的・社会的な面も患者さんに寄り添い、回復の経過を見てきました。日々元気になっていく姿に急性期ならではの魅力を感じました。
私は、救急・急性期分野を深く学びたいと考えているため、県央地域での新しい地域医療・急性期医療を学びたいと思い、県央基幹病院を目指しました。
Q2. この職種を選んだ理由は?
・作業療法士 塚本さん
日常生活の動作などに焦点を当てたリハビリに興味を持ったため。
・MSW 菅原さん
祖母が入院したときにお世話になったMSWさんに憧れて志望するようになりました。
・臨床検査技師 山川さん
診断や治療には検査が必要不可欠だと思います。その様な検査を通して患者さんの命を救う手助けをしていきたいと思ったからです。
・事務職 富澤さん
祖父母の体調が悪くなった際に新潟市や長岡市に搬送された経験から、病院の縁の下の力持ちのような役割をしている病院経営や運営に関する事務業務に挑戦したいと考えたからです。
・看護師 相﨑さん
小学校から10年間バスケットボールをしており、けがで病院にいきました。不安だった自分に優しく声をかけてくださった看護師の姿に安心したことを覚えております。自分も誰かを安心させられる・命を救えるような看護師になりたいと思い看護師を目指しました。
Q3. 済生会新潟県央基幹病院でどんなことをしてみたい?
・作業療法士 塚本さん
まずは一生懸命に何事にも取り組み、多くの患者様のために働ける作業療法士になりたいです。
・MSW 菅原さん
患者さんやそのご家族に寄り添った支援ができる社会福祉士になりたいです。
県央地域のおいしいごはん屋さんにもたくさん行ってみたいです。
・臨床検査技師 山川さん
県央地域の人々の健康・命を守れるように貢献していきたいです。そのために検査技師として、迅速かつ正確な検査はもちろん、より付加価値の高い結果を提供して、早期診断や治療につなげられるように努力したいです。また、生理検査に興味があるので超音波検査士などの認定資格取得も目指して、専門性を高め、日々成長していきたいです。
・事務職 富澤さん
病院の利益だけでなく多くの人に医療サービスを受けられる場所があってよかったと思ってもらえる環境づくりをしたいと考えています。
・看護師 相﨑さん
看護を学ぶ上で、県央基幹病院での「断らない救急」に魅力を感じ自分も県央基幹病院の一員として学ぶ中で、確かな知識・技術を獲得しながら小さな変化を見落とさない幅広い視野で日々患者さん一人ひとりに寄り添って看護を行っていき、自分自身の看護力を高めていきたいです。
アンケートに回答いただいたみなさん、ありがとうございました!
県央基幹病院の想いに共感して入職を決めた方ばかりで、とてもうれしかったです。
新入職員含め、県央基幹病院全体で県央地域の新しい医療を作って行こう、と改めて感じました。
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今回は4月1日に行われた県央基幹病院の入職式と翌日に行われた研修の様子をお伝えしました。
入職された131名のみなさんには、新しい病院でどんどん成長してほしいと感じました。
最後にトップの写真と同じアングルで、新入職員のリラックスポーズの写真もご紹介します。
新入職員のみなさん、これから一緒に頑張っていきましょう!
2024年3月に開院した県央基幹病院ではスタッフを募集しています。
地域のみなさんが安心して暮らしていける医療体制を一緒に作っていきませんか。
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