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旅の恥はかき捨ては、だめ  3

ロスアンジェルのダウンタウンのレストランを無事に出て その日は 憧れのUCLAに向かうことになる、幸い 宿泊してるホテルの前から サンタモニカまでのバスが出てるので それに乗ればいいと ホテルフロントから教えてもらい どこともなく わからないけど 来たバスに乗り込んだ。バスの中はなぜか、異様な雰囲気で 人種の坩堝とでも言うのか いろんな人が乗っており 決して 普通の人たちじゃないなって感じだった。でかく太ったアフリカ系のおばさん、メキシコからの移民 いや 不法移民? わけわからん人が多く、おそらく 俺自身もそう見られてるんだろうな。って思いながら、バスに乗りながら バスの降り方とか 周りを見ながら学びの法則で、ちょうどバスに乗って 30分くらいした時 ちょうど目の前の席が空き、座ることになり 座るとやはり 時差の関係で眠気が襲ってきて 寝入ってしまった。どれくらい寝たんだろうかわからず えって思い UCLAって連呼すると 周りの人が 大声でドライバーに 止まれーって言ってくれ 俺は バスを降りた。しかし、降りたところがどこかわからないで、ボーッとしてると 通りすがりの人が声をかけてくれ、拙い英語で聞いてみると あそこの信号を左に行けって、そのことだけが分かり 信じるものは救われるって言葉を思い出し。その通りの方向に進んで行った。すると 少しいくと何か街らしき、店が現れ 道には WASETWOOD と書かれており そこが 憧れのUCLAの校門前出ることを実感、今のように携帯電話もなければ デジカメもない時代。写真撮りたいけど 人に頼む術もなくそこはスルーして構内に入っていった。 すると 一際目立つ場所があり 多くの人だかりがあり 近づくと そこは 日本で言う購買所 学校のグッズを売ってる店
もう多量の人が多量の学校グッズを買っており 俺も買いたいって思ったけど、なんだかミーハーになるのもなって感じで そこはスルーした そんな矢先 大型バスが入ってきて 降りてきたのは 日本からの西海岸ツアーの観光客 なんだか 俺もその人たちと一緒はやだなって感じで その場を離れ、学内を散策 ちょうど学校は夏休みで生徒も少なく 夏季講習の生徒ぐらいだった。陸上をしてる者のあこがれの陸上競技場を見学 生憎陸上部は誰もいなく(アメリカの陸上シーズンは 6月で終わりだから 陸上部がいるわけもない。しかし、その有名校であるUCLAのグラウンドを見て 感無量。学内を散策するもどこまでが学校なのかもわからず 時間を見るともうすでに 3時を回っているので ホテルに戻ろうって思い、来るときに降りたところに戻って行こうとすると 一人のアフリカ系の人に出会った、非常に不思議な出会いだった。実は俺の父親は俺が生まれた時 アフリカナイジェリアに仕事で単身赴任だった そんなことが頭をよぎり 勝手にその人をナイジェリア人と思い、俺もそこで立ち止まり 話し出した。
彼は(今名前は思い出せないけど)  アフリカらUCLAに留学してる学生
だ。その彼がなぜか非常に親切に、俺に色々教えてくれ、アパートに来いって誘われ 何も疑問なく彼について 彼のアパートに入った、そこは非常に整理整頓された 素敵な部屋で 何人かの留学生と共同で生活してるとのことで 紅茶をご馳走になり、色々留学に関する情報を得た。

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