
どっちに行ったらいいか迷う時は、 「心がほどける」方へ進むといいよ。
月曜日から昨日まで、京都は南丹市まで
二泊三日のmanaki(気功)の合宿に行ってきました。
ものすごく濃密で実りが多い旅でした。
とても全部は書き切れけれど、振り返ってみてどんな旅だったのかを一言で表すとするならば
「心がほどける」旅
この「心をほどく」という感覚は最近特に着目していて。
簡単に言ってしまうと「気持ち」の力が無意識に入っているか、否か
という感覚なのだけれど
例えば何かに集中しようとする時、人は知らず知らずのうちに身体にも気持ちにも力みが入っていて
なんか力入れた方が集中できそうな気がするじゃない?
でもギュッと結ばれた心と身体は逆にブレやすいし、視野も選択肢も狭まる。
本当に集中している時って
実は身体も変な力みがなくリラックスしているし、心もふわっと解けている。
心がほどけた状態で自分を全身全霊で感じていると、意識は凜として拡がり
柔軟になる。
現代人って身体に力が入っていることには気づけても、この「気持ちの力」に気付いている人って実は少ないんじゃないだろうかという気がするけれど
この感覚こそが自分の生き方のコンパスになる。
わたしは何かを選ぶ時は、この「心がほどける」かどうかで選ぶことが多いし、ものすごく集中力を要する施術中も、ひたすらこの感覚を大切にしていて。
manakiを始めてからは特に「心がほどける」感覚がどんどん繊細に、リアルに感じるようになってきている。
ということで合宿に話を戻すと
東京から京都市内へ、そこから乗り換えて南丹市へ向かう道中から
車窓から見える景色、肌に感じる空気感から
ほろほろほろ。。。
と無意識に力が入っていた心が解けていく音を聞いた。
一緒に半年以上を感じ合いながら過ごしたメンバーと先生たちに迎えられ
到着した途端に三度の虹に歓迎される(別々の虹、全部大きかった!)
合宿中にしたことはぜーんぶ「感じながら」の陶芸や登山、農業、集中したmanakiの時間など盛りだくさん。
自分を感じ
自然を感じ
目の前のものとつながる
それはただのイメージに止まらない、生身の体感でしかない。
そしてリアルに次々と起こる体験での実践が。。
登山中に霧が出て、まさかのプチ遭難体験!
リアルに帰り道がわからなくなったよ。
そんな中で誰一人不安にならず逆にワクワクしだすメンバー(笑)
プチ遭難中に本気でだるまさんが転んだをし始めた時には「この人たちと出会えてよかった〜〜!!」と心の底から感謝。実感。
いやぁ楽しかった〜〜〜!!
子供の頃、まさか自分たちがお父さんお母さん世代になってまで
こんなに本気でだるまさんが転んだをしてるなんて微塵も思わなかったなぁ(笑)
もちろんプロのガイドさんを信頼しているからというのが大前提なのだけれど、それでもきっと自分自身に安心を感じていなければこんな風にはできない。
人は安心に繋がっていたらどんな状況でもこんなに楽しめるのか!という良い実践になりました。
無事生還!!
何より、今回は二人目産後初の一人外泊!
一人目が生まれたあとも一泊はしたことがあったけど二泊以上はなかったので、約5年ぶりの三日間自分に集中できる時間。
ここで実感したこと、意外だった感覚も大きかったから別記事で書きたい。
とにもかくにも、旅を振り返ってみて一番強く残っているのは
ひたすら「心がほどけていた」こと。
都会にいるとどうしたって周りに人工物が多くなるから
知らず知らずのうちに心がぎゅーっと硬く結ばれていて。
きっとそれは悪いことじゃなく、そうすることで自分を守っている。
その代わり、本来持っていた自分のための感覚も少しシャットダウンしている。
だから時々、意識的に心をふわぁっとほどいてあげる時間が必要だし
そうすることで都会にいようが自然とつながることだってできる。
でもリアルに大自然の中にいると、それだけで自然と心がほどけてくるから
どうしたって早い。
結んで、ほどいて、結んで、ひらいて
それでもいいけれど、もっともっとほどいて委ねて暮らしていきたい
結ばれてもすぐにほどけるような環境に身をおきたい
そんな風に思ったのが、移住に向けて動き出した最終的な感覚だったような。。
きっと田舎で暮らしていても都会で暮らしていても
いろんな環境や生き方があるから、心がぎゅーっと結ばれることはどこにいてもあると思うけど
そんな時は、少しの時間ふーっと息を吐いて
頭の中の考え事も一度身体の外に出して
心がふわぁっとほどける方向に進むといいよ。
くろかわさいこ
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