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テレパシーできてる前提で生きてきた。


私「〇〇ちゃんにこんなこと言われてね。。(面白かったよ〜)

友「さいちゃんが〇〇ちゃんにこんなこと言われて嫌だったみたいよ



-え!?わたし、そんな風に言ってない!
面白かったって伝えたのに・・・!??


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小さい頃からしばしばこんな会話の掛け違いがあった。

ニュアンスを違って受け取ってるというのもそうなんだけど
上の例で言えば、わたしの中では確実に「面白かった」と伝えてるつもりで。


なのに相手はそこを聞いていない。

スルーしたという意味ではなくて、本当に聞こえていなかったのだ。



当時はなぜこんな掛け違いが起こるのか分からなくて

元来人見知りな性格もあり、子供の頃はとにかくコミュニケーションが苦手。
自分の気持ちを言葉で表現することができなくて、それを求められると顔を真っ赤にしながら立ちすくんでいた。



話し相手と言えば想像の世界のあれやこれや。
良く言えばメルヘン、悪く言えばただのコミュ障だった子供も

成長とともに何とかそれなりに人と話せるようになっていくのだけど


それでも、ふとした瞬間に同じような掛け違いが起こる。


大人になると自分の言動や相手の態度を客観的に見て振り返ることもできるようになるもので、ある時気づいてしまったのだ。


あ、わたし声に出してない。



大事なところ心の中でつぶやいて発したつもりになってるだけだ。

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そりゃー伝わらんわ(笑)




そして見つけた結論。わたしはどうやら

テレパシーができてる前提で生きてきた。


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決して電波ちゃんキャラを目指してる訳ではなく
テレパシーができてた前世の記憶がある訳でもないのだけど

音として口に出さなくても伝わってるつもりというのを言葉で表すと「テレパシー」になってしまう。。


今でも気を抜いてると
「あ、これ心の中で言ってる!口で言わなきゃ!」みたいなことがあって


「そーだそーだテレパシーできないんだった(笑)」

ってなる。


もしかしたらテレパシーできてる時代?宇宙人的な前世?
そんなこともあったのかもしれないし。


小さい子は時々お母さんに対してテレパシーを送ってるのに伝わらない!ともどかしさを感じてる子もいるみたい。



わたしが今感じるのは

だからみんな便利なテレパシーができたらいいのに、じゃなくて


地球に身体をもって生まれてきたからこそ

言葉を持って人間として生まれてきたからこそ


テレパシーより不便でも
自分の中で思うだけじゃなくて言葉で伝えたい。

そしてそんな不便さすらもある意味楽しんでいるんじゃないかと。



自分の中で湧き上がったエネルギーをぴったりフィットする言葉にできた時に

なんとも言えない快感があるのは、この世界の醍醐味なんじゃないかと思うんだ。


文章で表現するのは大好きになったけれど
その場でスッと出すのがまだまど苦手な場面もある。

出会った方は温かい目で見守ってください。


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くろかわさいこ
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