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予想外を集めた備忘録

見えない未来は怖い。だから新しいことに挑戦するのは怖い。

だけど新しい一歩踏み出すと、思ってみなかったことばかり起こって面白い。

いい事ばかりではないけれど、たとえ辛いことが起きても、それに直面してしまえばどうってことはない。踏み出した達成感のほうが勝るから。

私は今年アメリカで1年半J1プログラムに参加するが、その意思決定をしてから渡米するまでの準備段階で、「こんなことになるとは思っていなかったぞ!」という予想外の展開が多々あったので記録しておきたい。

1:早すぎる採用

事の全ての始まりは2021年元日(の次の日)初詣で「必ずアメリカに行く」と宣言したことだ。それからJ1プログラムの仲介会社にコンタクトを取った。インターン先の候補に挙がった3社に履歴書を提出したのは2021年2月のとある日曜日。2日以内に2社からの合格通知が届いた。その週に面接練習を行い、3日後2社の面接を受けた。1社からはその場で内定を頂き、もう一社からは翌日に内定を頂いた。週末、オファーを受けたい会社を仲介会社に伝え、数日後正式なオファーシートを頂いた。

つまり、約2週間の間で書類選考から採用まで全てが行われた。

時間は、刻々と、静かに、流れているんだなと、心から実感した瞬間だった。そして、この時の流れには体だけが対応できていて、心はずっと止まったままだった。だから日々戸惑っていた。


2:退社によって変わった会社

正直何度も会社を辞めたいと思った。パソコンの前で泣き、トイレに逃げ込んで泣き、車に乗り込んで泣き、自分を責める毎日だった。それでも必死にやったけど必死に頑張る意味も見失い、アメリカに行きたいという気持ちも諦められなかったこともあり、退社することを会社に伝えた。本当にありがたいことに、部長、社長から引き留めの話を頂いた。私が残るのであれば、今の部署をこのように変革するし、働き方もこのように変える、と提案してくれたが、私にはもうアメリカしか見えておらず、それらの提案を断り、再度退職の意思を伝えた。しかし、会社は、残る後輩のためにも、私に提案した改革を行い、働きやすさやコミュニケーションの円滑さに劇的な変化を起こした。

自分の退職によって会社がここまで変わると思わなかった。そして会社は社員によって変化することを学ぶことができた。今の時代、転職のハードルは低い。人間関係や業務内容が自分と合わないだけで、すぐに転職を考える。しかし会社側からすると、人を雇用するにはリスクも費用も時間もかかる。一度就職した社員には長く働いてほしいというのは当然だろう。そんなことも考えず、会社を辞めてしまった私は自分勝手だろうか。そうかもしれない。もし、退職する前に、会社はこれだけ変化できると分かっていたら、自分は退職しなかっただろうか。それは分からないが、自分がどうしてもやりたいことがあったなら、自分事を一番に考えてやっぱり行動していただろう。これまでずっと葛藤してきたから、会社がどうこうではなく、自分の渡米への気持ちが溢れた段階で行動していた。それが今回はこのタイミングだったというだけだ。


「『こんなことになるとは思っていなかったぞ!』という予想外の展開が多々あったので記録しておきたい。」と冒頭で書いたものの、2点しか思い浮かばなかった…。この二つが自分の中で非常に大きな「意外な展開」だったみたいだ…。

思いついたらまたNoteを更新したいと思う。

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