見出し画像

インタビュー原稿は、素材と準備!~京都ライター塾講座レポートNO.2~




この記事は、京都在住の江角悠子さんの“京都ライター塾”で行われた、動画視聴コースのアーカイブを購入し、書いたレポートです。



第2回は、インタビュー原稿の書き方について。

花屋さんの魅力を発信したいという願望がある私にとって、とても重要な学びの回です。インタビュー原稿ってかなり奥が深いと感じた内容でした。

すべては書けないので、インタビュー原稿を書くためには何が必要かをレポートにまとめていきたいと思います。




前回の記事NO.1はこちら↓



第2回:インタビュー原稿の書き方



そもそもインタビュー原稿とは


誰かに話を聞いたものを言語化したもの(記事)

お店や運営の方など、誰かの伝えたいことを言語化して伝える。
インタビューをし、話を聞き出して文章にすること。



インタビュー原稿は、素材が命


インタビューで、いかにいい素材集めができるかにかかっている。
いい素材が手に入れば、おのずといい記事が書ける!


では、どんな素材が必要なのか。

・取材対象者に聞いた話
・5W1H(いつ・どこで・誰が・何を・なぜ・どのように)
・リアリティが出る具体的な数字(パンが10種類など)
・現場で見たこと
・現場で自分が感じたこと(いい香りがしたなど)




理想の原稿を書くための3ステップ


1.「こんな記事を書きたい」と思う記事を見つける

雑誌やWEBで原稿を書く場合、その雑誌(WEB)の過去記事に理想の原稿、見本となるものがある。自分が書きたいと思う似たようなテーマやジャンルはないか探してみる。
普段から、いろんな文章を読んでおくのが大事。


2.見つけてきた記事を分解する

何が書いてあるのか、どんな構成になっているのか、分解することでインタビューで何を聞けばいいのかも見えてくる。
読者が求めていることが分かる。


3.分解した記事を真似て書く

真似をして書くことも技術がいるので、最初は真似でいい。



分解することで見えてくるもの

・どんな読者をターゲットにしてるのか
・どんな流れで文章を書けばいいのか
・よく使われるキーワードはあるか
・文体はどんなイメージか

分解することで、記事の特徴が分かる。




原稿を書く前に考えておくこと


・誰が読むのか
・文体はどうするのか
・この記事を通して何を伝えたいのか
・読んだ後、読者にどうなってもらいたいのか


素材から構成を考える

・素材全体を見渡して、書くこと・書かないことに分ける
・順番を考える(構成・流れ)
・結論をイメージしておく(締めの言葉が大事!)

そして、一気に最後まで書く。



原稿を書いた後にすべきこと


推敲
・誤字脱字はないか
・分かりにくい表現はないか
・同じ表現を繰り返していないか
・表記統一はできているか
・不要な部分は思い切って削る
・声に出して読む

声に出して読むことで、文章のリズム感が分かり、長すぎる1文など修正箇所も見えてくる。



インタビュー原稿が書ければ、幅広いジャンルの原稿が書けるようになる。




まとめ


インタビュー原稿は、書く前の準備がとにかく大切。
取材対象者にどんな質問をして、どんなことを聞き出せるかで原稿の良し悪しが決まってしまう。

どんな素材を集めれば、いい原稿になるのかを知っておく必要があるので、記事を読む習慣を身につけるところから始めたい。
そして、お手本となる記事を見つけて分解までしてみること。

普通の読者として楽しく読んできたものを、ライター目線で読むとどんな見え方をするのか、発見がいろいろありそうだ。



最後まで読んでいただきありがとうございました。



いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集