『中央駅』の見本が出来上がりました!
11月12日(火)発売予定 『中央駅』キム・ヘジン 著, 生田 美保 訳 の見本が出来上がりました。発売まであと少し!!
手前味噌ですが、装丁かっこよくありませんか?
そして11月9日(土)開催予定のK-BOOKフェスティバル 会場限定で先行販売を行う予定です。
どうぞお楽しみに。
『中央駅』とは?
韓国文壇界、新進気鋭の若手作家による長編小説!日経新聞に書評掲載など、 国内でも反響の大きかった『娘について』の著者、キム・ヘジンが、
絶望の淵に立つ男女の愛を描き出す…本邦初訳!
これがどん底だと思ってるでしょ。
違うよ。底なんてない。
底まで来たと思った瞬間、
さらに下へと転げ落ちるの―― (本文より)
路上生活者となった若い男、同じく路上で暮らしながら、毎晩、際限なく酒をあおる病気持ちの女。ホームレスがたむろする中央駅を舞台に、二人の運命は交錯する。どん底に堕とされた男女の哀切な愛を描き出す長編小説。
現在形の直線的な文章で断崖絶壁に追い詰めては平地に連れ戻す、この文体の力は、永きにわたり韓国文学の財産になるであろう。
──「第5回中央長編文学賞受賞作」審査評
愛の本質を探究しつつも、限界に達した資本主義の影と社会の問題を見逃さない若い作家の洞察……作品に深みを与えるまっすぐで流麗な文章
──中央日報 書評
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