見出し画像

連載✨第9話 タマラは怪しいのか?

Kさん 
50代会社経営・女性


Kさんのタマラストーリーを不定期で、連載形式でご紹介していきます。

第1話はこちらから


【第9話 タマラは怪しいのか?】

タマラさんが近くに来るたびに私は会いに行っていました。

ダンナは私が行くことを、止めることはしませんが、タマラについての話をすると極端に機嫌が悪くなり、目を合わせてくれません。

自分も最初は怪しんでいた見えないエネルギーの世界の話だし、

「きっとわかってもらえないんだなあ・・・」

なかば諦めていたけれど、一番身近な彼には、いつかわかって欲しい。タマラは日常でもこんなに使えるものなのだから、彼自身の役にも立ててもらえたらと、心の底では思い続けていました。

そうやって、ちょっぴり気まずいまま、数年が経過しました。

彼は意外にもその間、タマラさんに会いに行く私の送り迎えをしてくれたり、友達も一緒に乗せていってくれたり、子供を置いて行くようになったら、子供たちにご飯を食べさせてくれたり。実は協力的だったのです。

私がある時、「ダンナがちっともタマラのこと、わかってくれないのよね~」なんて愚痴を言い始め、みんなとその話をする。

「ダンナは、怪しい怪しいってさ~!」

すると、タマラさんが

「なぜ、旦那さんは、タマラを怪しいって思うのかしら?」


私は始めはその質問に対し、ぐだぐだと理由を並べていたのですが、ある瞬間に

「はっ!!」と気付いたのです。

「私ですか!?・・・ 
確かに!!」


タマラさんに会いに行く、私の言動が怪しいのです!

なんだか、こそこそして、悪いことをしているかのようで。

つまり、タマラを怪しいと思っているのは、この私自身!!

衝撃を受け、しばし言葉もでませんでした・・・。


つづく

↓↓↓


◇◇◇◇◇◇◇◇◇


※文章の内容は個人の実感です


文責 タマラアドバンストプラクティショナー  

追立美春

いいなと思ったら応援しよう!