連載✨第9話 タマラは怪しいのか?
Kさん
50代会社経営・女性
Kさんのタマラストーリーを不定期で、連載形式でご紹介していきます。
第1話はこちらから
【第9話 タマラは怪しいのか?】
タマラさんが近くに来るたびに私は会いに行っていました。
ダンナは私が行くことを、止めることはしませんが、タマラについての話をすると極端に機嫌が悪くなり、目を合わせてくれません。
自分も最初は怪しんでいた見えないエネルギーの世界の話だし、
「きっとわかってもらえないんだなあ・・・」
なかば諦めていたけれど、一番身近な彼には、いつかわかって欲しい。タマラは日常でもこんなに使えるものなのだから、彼自身の役にも立ててもらえたらと、心の底では思い続けていました。
そうやって、ちょっぴり気まずいまま、数年が経過しました。
彼は意外にもその間、タマラさんに会いに行く私の送り迎えをしてくれたり、友達も一緒に乗せていってくれたり、子供を置いて行くようになったら、子供たちにご飯を食べさせてくれたり。実は協力的だったのです。
私がある時、「ダンナがちっともタマラのこと、わかってくれないのよね~」なんて愚痴を言い始め、みんなとその話をする。
「ダンナは、怪しい怪しいってさ~!」
すると、タマラさんが
「なぜ、旦那さんは、タマラを怪しいって思うのかしら?」
私は始めはその質問に対し、ぐだぐだと理由を並べていたのですが、ある瞬間に
「はっ!!」と気付いたのです。
「私ですか!?・・・
確かに!!」
タマラさんに会いに行く、私の言動が怪しいのです!
なんだか、こそこそして、悪いことをしているかのようで。
つまり、タマラを怪しいと思っているのは、この私自身!!
衝撃を受け、しばし言葉もでませんでした・・・。
つづく
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※文章の内容は個人の実感です
文責 タマラアドバンストプラクティショナー
追立美春