Day1:はじまり
2024年12月31日。窓際の日の下でこの1年を振り返りながら、ふと自分を鑑みると来月で39歳。なんと、あと1年経ったら40歳である。至極当たり前な計算をしながら、ふと、思った。
そうだ、40歳で本を出版するのを目標にしてみようか。
講演などの自己紹介のときに、「詳しくはこの本を読んでもらえれば、私の考えが分かります」と、自著を出す先輩を見て、いいなあと思っていた。
共創は、互いを知ることが重要で、深く理解しあった人もしくは会社同士は、それはそれはいろんな会話が生まれる。でも、やっぱり、どれだけ自己紹介をしても人となりをすべて伝えることはできないし、なんなら最初の印象だけで決まってしまう(それを初頭効果というらしい)。
でも、本、執筆という自由な空間(少なくとも僕にはそのように見える)で自己が表現された著作本は、考え方や知識、果ては言葉の言い回しから、その人を深く知ることができる、気がする。
自分は作家でもないし、締め切りに追われることもない。なんなら途中でやめても良い。でも積み重ねたら例え本にならずとも、このnoteを見てくれたら自分の考えが分かるというなら、やる甲斐もある。うん、我ながら良い案じゃないか?
さて、1冊の本が何字で出来ているか調べたら、大体10~12万字くらいらしい。でもそれはしっかり添削が成されたものなので、まあ全部で15万字くらいは素材として必要じゃないだろうか。
ざっくり計算すると、1日に500~600字を書けば良いことになる。1ページあたり600字くらいのようなので、1日で1ページ書くイメージ。
次は、題材である。いや、普通は何か書きたいものがあったり、素晴らしい成果を上げていてその内容で書きたいだったり、題材が決まってからスタートするんだろうけどね・・・。
ただ、これもちゃんとアテはある。仕事でも携わって個人でも研究してきている、未来の予測と未来シナリオ、そしてそれをベースにしたSF小説を書きたい。もうやりたいことごっちゃまぜ。
自分の知識と調査を入れながらありたい未来像を作成しつつ、その世界をSF小説で表現していく。ちょうど手元にあったハヤカワ文庫の「2084年のSF」を見ると、30ページで1つの短編になっていた。とすると、半月から1か月くらいで世界観を作成して1か月で小説な感じかな?1年経ったら5~6個の世界観+SF小説の組みが出来る計算。おお、なんかとっても楽しみ。
まずは2か月後に1つの完成を見るように、あとはちゃんと継続してやっていくように。「過去の僕、適当なこと言いやがって」と言っていいませんように!