創作理論根っこ主義謹製扉絵

これからの作家と読者(ファン)の在り方

先日、某メジャー誌のアニメ化も決まっている作品、僕も大好きな傑作…と思っていた作品の一巻目の部数を聞いて唖然としました。かつて僕が11週で打ち切られて10ヶ月後に出版された連載作品と大差ないじゃん…って(><; 僕もちょっと前までは漫画家目指すならメジャー誌を目指すのが一番いいとアドバイスしていましたが、正直もうそうとも言えなくなりました。JRのゴミ箱がリニューアルし、新聞雑誌入れがなくなったというニュースも届いて…いよいよか、って感じです。ルールも知らない新人に椅子取りゲームに参加しろとはホント言えなくなりました

時代は変わろうとしています。

そうなると大企業が絡めば、どうしたって作家やアーティストの取分は減ることになります。
単行本の売れなくなってきた昨今、益々大企業と組むメリットが減っているのは誰もが感じていることでしょう。結果、今後は一人で描いてしまえる分野ではいかに自分で宣伝して売るかが大事になってくるはずです。
そこで大事になるのは「応援したい作家に宣伝協力し、宣伝のためにある程度無料公開されていたとしても…お金をちゃんと支払って見る…買う」っていう…ファン自身が今後も楽しむための「一緒に盛り上げて行く」っていう支援意識となるでしょう。
作家が自分で宣伝して売ることに、胡散臭く思う人もいるだろうけど、実は関係ないような人が搾取する事がない純粋な関係だし、大企業に支払うよりずっと健全な在り方なんだよね。

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