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知識の引き出し(漫画演出奥義の書『カタルシスプラン』外伝124)
漫画家には知識が必要と言われます。
でも広く浅い知識だけでは作品描く上でそんなに役に立ちません。特殊知識が必要なのです。
深い知識に支えられた作品は情熱の熱を感じさせるし、分野の固定ファンもついてくれて話題にもなります。
それに誰もが知っていることの組み合わせでは驚きが少ないから感情の変化が作りにくいのです。そうすると面白いとは思ってもらえないのです。
(驚きを原点とする面白さのしくみについては『カタルシスプラン』で是非)
引き出しは多い方がいいけれど…職業漫画家として必要なのは偏ったたくさん情報の入った引き出しです。
そんな深い知識がいろんな分野にあれば、分野超えてリンクして無数の組み合わせのアイデアを生みます。
今はまだ深い引き出しがない人も特に興味のあることから知識を貯め込みましょう。
深い引き出しをまず一つ作り…そこから三つ、四つと増やしてゆきましょう!
一つの分野を極めると不思議に他の分野の深みも理解しやすくなるものです。物事には法則があり、感じ方には哲学がというものが生まれますからね。そうすると次に興味を持った分野にも入りやすくなるものです。
外国語は他言語を同時に習った方が効率がいいといいますが、人間の脳は使うほどに使いやすくなるもんなんですよね。
臆せず知識の泉へ深入りしてゆきましょう!