才能がない?
才能がない?
実はないこと=持ってない部分の方が創作においては大きな才能かもよ。
共感を得られる部分は特別な長所ではなく短所であり欠点だ。
作中のキャラの大きな長所は往往にして無い者の渇望から生まれるしね。
自分には何もない?
それこそ凄い才能かも!
…まだ活かせてないだけでね。
自分の駄目なところや、上手くいかなかったエピソードは貴重ですよ。
その惨めさや悔しさが共感の元になるんですから。
失敗してないヤツにはわからねえだろ!?
エッヘン!ってなもんです!
才能ってのは自分の特性を活かしてるか活かしてないかのかの違いでしかない部分が大きいもんなんですよ!
欠点を描けるようになるには、自分の欠点と向き合い、ありのままを認める必要がある。
惨じめな気持ちから逃げてたんじゃ描けないからね。
強いコンプレックスはいいんだけど、そこを外側から一旦他人の目で見てあげるんだ。
自分の残念な部分は他人から見てどう見えるのか?
逆転劇描くのはその後だ!
もちろんドラマ的逆転はなくても…惨めな人間描写、救いのない話にさえ一定の読者は癒されるから痛みには大きな需要があるんだよ。