天皇杯vs仙台89ersを吾輩が語る記事🐱🏀

2024年9月23日 16:26

🔥スコア🔥

🔥千葉J◯86-62●仙台🔥
1Q 千葉J 23-22 仙台
2Q 千葉J 28-12 仙台
3Q 千葉J 15-12 仙台
4Q 千葉J 20-16 仙台

見事に勝利したジェッツが3次ラウンドに進出！！
試合を重ねるごとにチームとしての形が見えてくるのはワクワクする。

最初に強烈なインパクトを残したのは仙台のクリスティアーノ・フェリシオだった。

1Q7分30秒の出場で9リバウンド、うちオフェンスリバウンド7とかいう記録員が間違ったとしか思えないようなスタッツでペイントを支配。仙台にセカンドチャンスを供給し続けた。あまりのフィジカルの強さに、すごすぎて笑ってしまうほどだ。

「仙台やべえ選手とったな」と思いながら試合を見ていた吾輩だったが、たぶん仙台ブースターからしたらウチのムーニーも充分やべぇヤツということに気づく。

今日も元気に21得点15リバウンド。ミドルジャンパー得意です、スリーも決めます、あわせもできますとかいう何がしかのチートみたいなパフォーマンスに吾輩はすっかり見慣れてしまっていたわけだがムーニー先輩も充分モンスターです本当にありがとうございました。

なお、今日もたまにチラッとみせた富樫とのピックアンドロールに実家のような安心感を覚えるのは吾輩だけではないはずだ。

この3連戦、クリスのスリーは当たっておらずシュートタッチは戻らないままだ。

今日もワイドオープンの場面でこそ2本決めたものの、試合全体では2/7（28.6%）に過ぎない。ちなみにこの3連戦では2/14（14.3%）とまぁまぁの深刻さだ。

しかしそれならそれで2点に切り替えてドライブやジャンパーでしっかり加点していけるあたりが頼もしい。

終わってみれば15得点といういつもどおりの活躍ではあったが、復調が待たれる。

仙台のブースといえばミドルジャンパーの決定率の高さがウザいことこの上ないことで他チームのブースターから知られている。

あの身長からジャンパー撃たれるとブロックは不可能だ。ならシュートモーションに入る前に止めりゃいいの精神で、ボールを頭上に上げようとする瞬間にはたいてスティールする場面が2つ（富樫と渡邊）ほどあったのはお見事。

得点源のブースを10点に抑えられたことは、快勝の要因の一つだ。ペイントでフィジカルにゴリ押しするタイプではないので、渡邊のシュートコンテストもけっこう効いてた印象。

多嶋朝飛とのマッチアップで水を得た魚のように躍動して加点していく富樫。シュートアテンプト自体はあまりなかったが、高確率でショットを沈めて気づけば2ケタ10得点と安定感を見せつけた。

ペイントゾーン内で強烈なインパクトを残したフェリシオ。
味方のドライブに対してシールしてレーンを確保するといったプレイもしっかりやってくる。

彼がいる限りインサイドではどこのチームに対してもアドバンテージを取れると思うが、編成的な悩みどころは他の外国籍との使い方だ。

キッドは元々3〜4番なので仕方ないとして、5番のブースもミドルジャンパーとスリーを武器にしてるので、この2人が同時に出るとどうしてもリバウンドが弱くなる。これは阿部が抜けたスコアラーの穴を4番のSF/PFの外国籍で埋めたことによる影響だ。

リバウンドで優位に立ちたいならフェリシオを出すしかないことになるが、1枚では負担がさすがに大きいのではなかろうか。

また今日の試合に限って言うなら、いつもなら正確無比のブースのジャンパーがかなり低調なのも仙台にとっては痛かった。

日本人選手では渡辺翔太と多嶋朝飛の2ガードがドライブや合わせのプレイで積極的にゴールを狙ってきたが、ウイングの日本人選手がもう少し存在感を発揮できればよりいいチームになりそう。

3日間で3連戦はスタミナ的にかなりきつかったと思うが、しっかり勝ちきってくれて吾輩も一安心している。

この3連戦は、公式戦という形で色々試すことができたので、まだ未成熟なジェッツにとっては実戦経験という大きな栄養素になったはずだ。だいぶチームとしての形も見えてきたような気がする。

【天皇杯3次ラウンド】
今日の試合で、各会場を勝ち上がる8チームが3次ラウンドに進むことになる。日程は12月4日だ。

時期としてはBリーグが開幕して2ヶ月が経ったあたりなので、各チームの戦力もだいぶ分かってきた頃だろうと思う。

次の対戦相手はFE名古屋。新加入した並里の劇的ブザービーターで三河を退けたチームだ。

しかしどこが来ても勝つのみ。
Go, Jets!!

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