アニメの話

後輩から話を聞いたのだけれども、クレヨンしんちゃんが昔ほどパンチが効いていないないらしい。久しくクレヨンしんちゃんなんて見たことないけど、まだやってたんですね。話によれば、昔は母親(みさえ)がやっていたしんちゃんを叱る時の「ゲンコツ」や「頭グリグリ」など児童虐待との苦情も増え、そういったシーンはなくなってしまったようだ。今や体罰やパワハラなどには非常に敏感な時代となり、なるほど時代は変わったのかと思う。

そういえば西海岸に在住していた時、ルームシェアしていた家族の小学生前くらいの子どもたちとよく遊ぶ機会があったが、言われてみれば、クレヨンしんちゃんのような子ども向け番組で児童虐待を疑われるような表現がほとんどなかった記憶がある。カリフォルニア州に住んでたのですが、日本よりも米国の方が児童虐待に対する地域社会の監視や児童虐待通告を通じた親権停止などの措置は厳しいようです。米国だと、(近所に発覚した場合)しんちゃんのお母さんのみさえさんは、何度も親権を停止させられ、しかるべき処置を受ける可能性もあるわけですね。

BPOなどの存在もあり、アニメなどテレビ番組の表現・演出も昔に比べて攻めた企画や過激な表現がしにくくなっているのでしょうね。もちろんそんな中でも面白い番組づくりをしているところもあると思いますが。
その後輩、アニメ等の表現規制になぜか詳しくて、少し前になるけど名探偵コナンで「女体盛り」という露骨な性的表現に視聴者から苦情が寄せられ、BPOから怒られたという情報も教えてくれた。そんなこんなで怒られたコナン君、今現在もまだ続いていたんですね。しかし、毎回、人殺したり、殺されたりする番組内容自体には倫理上問題はないのだろうか、、、とふと思ってしまった。。。ただ、さすがに殺人事件の存在は、推理モノの存在基盤であるから、この辺は問題ないということでしょうか。

ちなみに、コナン君が毎回、毛利小五郎に照射する麻酔(?)を医学的にまじめに考察したウェブサイトがあった。あの行動も(医療)倫理的にも問題が多そうな気もしますが。。。この考察を読んでたら、昔、『空想科学読本』っていう本があったのを思い出したり。
https://fuminners.jp/journal/entertainment/16146/


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