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災害時の「暑さ」と「寒さ」の対策について!?これはあった方がよい・・・


今後の日本は、いろいろな災害に悩まされるという話しがあり、
「南海トラフ地震」もそうなのですが、良くない事がたびたび起きると言われているようです。(ポールシフトや洪水など)

ただ、問題なのは、災害をどう避けるかよりも、起きた後にどう生きるのかが大事であり、

電気も水も食料もない状態で、どうやって生きていくのかを考える必要があると言います。

しかしもっと恐ろしいのは、災害時における「暑さ」と「寒さ」であり、
サバイバル環境(被災時)では、「体温の維持」の方が食料よりも優先されると言いますね。

なので、被災時に持っておいた方が良い物をいくつかお話して行きます。

◇暑さにおける対策とは


ここ最近、涼しくなってきましたが、少し前までは昼も夜も暑くなっており、眠れぬ夜が続いたかと思います。

実際に家があり、クーラーがあったから生きていけたものを、もしこれが災害が起こった後や、家が倒壊している状況だったらどうなっていたでしょうか。

おそらく脱水症状で具合が悪くなり、最悪命を落とす事さえあると考えられます。

という事で、対策として防災バッグには「暑さをしのぐ物」を入れて置く事をオススメしたいと思います。

まず最初はこれですね。

「小型扇風機」

災害時では、かさ張るものは持って行けない事もあり、
このようにスペースを取らないでカバンの空いたスペースに、スッと入れておけるものはとても便利でしてオススメできます。

単三電池を4本使って動かすのですが、エネループなどの充電池を使うと(ソーラーで充電して)、意外と長く使えると思います。

ただ、普通の電池を買って使ってみるとどのくらい「扇風機」が動くのかと言うと、

使ってみた所、だいたい1日か2日が限界でしたね。
「暑すぎる」時は、結構、夜じゅう回していないと眠れない事もあり、

つけっぱなしで眠るのですが、そんなに長く持った試しがありませんでした。

それにそこまで「扇風機の風」が涼しくない事もあり、これは予備として使い、


メインとしては「冷風扇」(れいふうせん)を使うと屋外(テント)でも良く眠れるのでオススメです。

「冷風扇」とは、この小型の箱のようなものに、「水」を入れて使うクーラーのようなものなのですが、

これが思った以上に涼しくて、夏場の野外ではとても重宝した事があります。(冷たい水や氷を入れて温度を調節できる)

最近では、このポータブル冷風扇を、家で使う人も増えているらしく、
クーラーの代わりに使って「電気代」を節約する事ができるので、良いと言われているようですね。

この冷風扇、先ほどの扇風機と違ってよい所は、モバイルバッテリーを繋げて使える所であり、

それによって使用時間がかなり伸びる所が利点だと思います。

暑い中で、災害によって電気が止まっている場合には、
家の中にいてもクーラーも扇風機も使えないので、こういったモバイルバッテリーで使える「冷風扇」を使って過ごすのが良いと思います。
(ただクーラーほど涼しくは無い)

最近では、暑さが「災害級」な事からも、モバイルバッテリーで動くタイプの扇風機が販売されるようになりましたが(ニトリや雑貨店で)、

涼しさでいうと、「冷風扇」の方が良いと思います。


さらに今の時期は、災害に備える事を企業も推進し始めており、
あの電動工具で有名なマキタも、災害で使えるような扇風機を売り出して来ましたよね。

マキタは防災に関しては、ちょっと気合を入れており、電動工具用のバッテリーを応用して、冷蔵庫や扇風機などを作っていますね。

企業自体は防災のためとは言ってはいないのですが、
冷蔵庫にしても、電子レンジにしても、わざわざ電動工具用のバッテリーで動くようにする必要がないわけでして、

どう考えても今後の災害を生き抜くために作ったようなものですよね。

このマキタのバッテリーを使った扇風機が、実はかなりパワーがあって良い物で、しかもそこまで高くない(1万円から2万円で買える)ので、

もっておいた方が良いと思います。


◇寒さをしのぐ防災グッズとは!?


災害で一番つらいのは、やはり寒さでして、
能登の大地震では、寒さによってお年寄りが亡くなる事があったという話しがあるようですね。

今後の災害では、政府がハッキリと「災害が起きた場所を切り捨てる」と言っているらしく、

復興はどうやら行われないという話しがあるようです。(補給は来るけど)


なんだかんだ言っても、東日本大震災の場所も、いまだにそこまで復興が進んでいないどころか、むしろ固定資産税を引き上げて追い出しにかかっているという話しもあり、

今後は政府が助けてくれるという期待はしない方が生きやすいといいます。

台湾の大地震では、本物の復興とはどういうものなのかを日本人に知らしめることになったという話しがあり、

台湾では、3日くらいで流通やインフラなどが復旧し、1週間で街が元に戻ったという話しがあるらしく(1か月で完全に復旧だったかな)、

本来、国が介入するとそこまで早く、被災地というのは復興できるようですね。

つまり、日本の政府というのは、そもそも日本人を助ける気が全くないので、災害が起きた後は備蓄していたものを頼りに生活する事が一番良い事になります。

さて、では寒さをしのぐために必要な防災グッズは何か?と言うと、

やはり「白金カイロ」だと思います。


白金カイロとは、このベンジンを入れて「ライター」で火をつけるだけで、
触媒により熱が発生し、金属部分がまるでヒーターのように熱くなるというものなのですが、

これ、実は旧日本軍の時代から使われていた物らしく、
雪国でも暖かさが持続できる!として重宝されていた物なのだそうです。
(もともと軍用だったらしい)


普通のホッカイロというのは、寒さが氷点下になると、まったく熱を出さなくなるので使い物にならないのですが(私も吹雪の中で使って役に立たなかった経験がある)、

「白金カイロ」は、たとえ北極の吹雪の中でも、暖かさを持続させていたという話しが残っており、

もの凄く寒い環境下で使うカイロとしては、かなり優秀なものだと言いますね。


吹雪の中を白金カイロで暖めて進む旧日本軍(AI生成)

白金カイロは、ベンジンを使って暖めると言いましたが、
溶媒となる液体によって発熱の温度や持続時間がちがってくるものであり、

私が使った中では、「ベンジン」はぬるいのですが、
「ジッポオイル」に変えると、かなり爆熱を発生する事がわかりまして、


これを入れて使う事をオススメしたいと思います。

これを入れて火をつけ(実際に火が出ないので、唇で熱くなったか確かめる)、袋に入れてからポケットに入れるか、巻き付けるバンドに入れて使うと体がポカポカと暖かくなり、

外がいくら寒くても、体が汗をかくくらい暖かい状態が持続されるのですね。

家にいても寒い時には、これを使うとストーブがいらないくらい暖かく、
災害時もそうですが、電気代や灯油代の節約には、とても良い物だと思います。

白金カイロは、最近ではいろいろ種類が出て来て、どれを買うべきか迷うと思いますが、

このおじさんのマークがついた「白金カイロ」は、ハズレが無いのでオススメです。


その白金カイロに燃料を充てんし、このようにライターで火を当てて、しばらくしたら唇で内部に熱が出始めたか確かめるものなのですが、

熱量による違いはないのですが、ロットによって「長時間(12時間)」続くものと、「短時間(4時間くらい)」しか持たない物などの差異があるらしく、

そういった意味では、アタリハズレがあるようですね。

ただ、これだけ安いのに効果が高いヒーターも珍しく、
災害の時期が近くなったら、売り切れる可能性があるので、いまから買っておくことをオススメしたいと思います。


他に災害時に暖を取るものとしてオススメなのが、
「カセットガスヒーター」になります。


このヒーターは名前の通り、カセットガスでストーブをつける事が出来るキャンプ用のものなのですが、

近い範囲であれば、人を温める事に優れており、
しかも長持ちするのでオススメですね。

わたしはこのタイプの物を使っていたのですが、
最近はいろいろな「ガスストーブ」が発売されているらしく、
どのタイプを買っても問題ないかと思います。


外で使うと効果は半減してしまうのですが、それでも間違いなく暖かいので、災害時には絶対に必要になると、私は思っていますね。

確かに重ね着をしたり、毛布にくるまるのも良いと思いますが、

「熱源」がひとつあるだけでも、ぜんぜん違うとサバイバルでは考えられており(これは覚えておいて欲しい)、

「白金カイロ」も「ガスヒーター」も、持っておくと、災害後の冬は過ごしやすくなると思います。(私は実際これで助かった)


◇おわりに

私は真冬の雪や雨が降っている中で、師匠に連れられて自転車で群馬まで行ったり、山に連れていかれたりしたことがたびたびあったのですが、

そこで役に立ったのは、間違いなく「ヒーター」でしたね。

私は代謝が良いので、夜通し歩いていれば体が熱くなるのですが、
やはり遠出して一日寒さに震えていたら、夜はしっかりと睡眠をとりたいものです。

服も雨でビショビショで、そのせいで体温も持って行かれて大変だったのですが、

「白金カイロ」や「ガスヒーター」があったおかげで、無事に帰って来る事が出来ました。(目の下にはクマが出来ていたけどw)

おそらく災害時では、これと同じくらいキツく苦しい目に遭うと予想でき、
能登半島の大地震では、あまりの寒さで病気になって亡くなった人が結構いたと聞いています。

むしろ災害で恐ろしいのは、海に飲まれることでも、地震で建物の下敷きになる事でもなく、

その後に来る、「暑さ」と「寒さ」で死んでしまう人が多いのだそうです。

そう考えると、食料や水は「野草」や「川」で取れるとしても、
「暑さ」や「寒さ」をしのぐ事の方が難しいわけでして、

その対策をしておくと、意外と楽に生活できるのではないかと思っています。

この話は結構だいじな話しなので、はやいうちに買いそろえて準備しておく事をオススメします。


あと、もしこれらが買えなかったとしても、外に「炉」を作り、
焚き木をする事で温まる事が出来るので、これも試してみて欲しいと思います。


うちに作った炉

スコップで地面に穴を掘り、外側を石で埋めるだけで出来るので、かなりオススメですね。
こっちの方は、ヒーターなどくらべものにならないくらい暖かいし、燃料はそこらに落ちてる木と松ぼっくりだし、

お風呂も沸かしたりできるので、災害にあった時には作っておくのも良いと思いますね。

よかったら、試してみてください^^


本日は以上になります。
それでは、また(*^^*)ノシ

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