災害ボランティアで気をつけるべきこと

北陸地方で大地震がありました。
被災された皆様に心よりお見舞いとお悔やみを申し上げます。

時間が経つにつれて現地の状況が詳細になってきますが、思っていた以上に広範囲で、被害の大きさに驚いています。
昨年は、石川県に何度も行って、テレビに映る被災地にも足を運んだので、余計に苦しく思います。
日程を調整して災害ボランティアに参加しようと思います。


私のように被災地でボランティアをしようと思っている人も多いことでしょう。
SNSなどで「ボランティアに行きます」という内容をみますが、現時点では、関係者でない限り行かないでください。
なぜなら邪魔になるだけだから。
現地は混乱していますし、現時点では人命が最優先だから。
これは私個人の意見ではなく、東日本大震災のときに迷惑をかけるボランティアが多く問題になったので、災害ボランティアの仕組みがしっかりとできています。

ボランティアを希望する人は全国各地にある「社会福祉協議会」で登録しておくといいでしょう。
これも被災地に問い合わせをせずに、地元で登録しましょう。
被災地の「社会福祉協議会」でボランティアの募集がスタートすると、連絡がきます。
このとき、保険料(数百円)の加入を済ませておくと、被災地でスタッフの方の手間が少しはぶけます。

昨年、京都府北部で豪雨災害があり、福知山市で災害ボランティアをしてきました。
少し落ち着いてからのボランティア募集だったのですが、想像以上に現地はひどい状況でした。
真夏で力仕事だったので体力的にもハードでした。
気軽に参加するのも止めたほうがよいでしょう。

事前に社会福祉協議会のHPを念入りに調べていきましょう。
被災地によって募集要項が違うことがあります。

・食料、宿泊は自分で確保
・道具は自分で揃える

は当然のこと。
その他「調べてなかった」で、迷惑をかけないようにしましょう。
高速道路が無料になる場合は、事前に用紙を印刷しておく必要があります。


災害大国日本。
地震に関しては活動期に入っているそうです。
いつどこで、自分自身が災害に合うか分かりません。
ボランティアのお世話になることもあるかもしれません。

関心がある人は、「社会福祉協議会」を調べてみてください。

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