【コラム】シルク2020年募集、出資実績別の購入可能頭数はどれくらい?
7月下旬から始まるシルクホースクラブの1歳馬募集。
前回は各馬の出資実績ボーダーラインを確認しましたが、今回は出資実績ごとに「1次募集で何頭えらぶことができたのか」について見てみたいと思います。(抽選時優先馬以外についてとなります)
前回掲載した2020年募集馬のボーダーラインデータをもとに計算しています。
ちなみに2020年募集はラインナップ75頭。うち1頭が募集中止となり、74頭中61頭が1次募集で満口となりました。
出資実績は過去3年間の出資額の合計となります。
◼️出資実績30万円の場合 13頭
抽選時優先馬以外で選ぶことができるのは、1次で満口にならなかった13頭だけになります。
2020年募集で満口になった馬で、ボーダーラインが一番低かったオーロロッソ(レッドオリヴィアの19)が36万6000円でしたので、年平均10万円の出資だと、優先馬以外で確保しようとすると、満口にならない馬を狙うことになりそうです。
◼️出資実績50万円の場合 16頭
3年間で50万円出資していると、満口にならなかった馬以外に3頭が選択肢に入ってきます。
◼️出資実績75万円の場合 25頭
75万円になると可能性はさらに広がります。ラウダシオンの下のアビークワイア(アンティフォナの19)も71万円でしたので、
このゾーンにいると出資できた計算になります。
◼️出資実績100万円の場合 35頭
100万円出資していれば、半分近い馬から選べるようになります。デビュー戦1番人気3着だったフリートオブフット(シーイズトウショウの19)も97万8000円で、このゾーンに入っています。
◼️出資実績125万円の場合 43頭
このゾーンになると半数以上の馬から選べるようになり、ラスール(サマーハの19)、フロスティグレイ(ラトーナの19)、デュードメール(プチノワールの19)といったシルクおなじみの血統馬も選択肢に入るようになります。
◼️出資実績150万円の場合 50頭
この辺の実績があれば、「いいな」と思った馬はある程度選べるようになります。パンドレア(ショウナンパンドラの19)やエーデルブルーメ(アーデルハイトの19)、エバーフレッシュ(パーシステントリーの19)などが選択肢に入ってました。
◼️出資実績200万円の場合 55頭
150万円を超えると、増える頭数が一気に鈍化し、200万円の実績でやっと5頭が増える状態になります。
ただし増える馬はいずれも活躍しそうな馬で、新馬戦を勝ったハイアムズビーチ(ユキチャンの19)も197万6000円で、このゾーンとなります。
◼️出資実績300万円の場合 63頭
毎年100万円出資していると74頭中63頭選べるようになります。「63頭しか選べない」のか「63頭も選べる」なのかは悩ましいところですが。
このゾーンにはグレナディアガーズの下、アストロフィライト(ウェイヴェルアヴェニューの19)や、リアアメリアの下、リアグラシア(リアアントニアの19)など超良血馬が入ってきます。
◼️出資実績500万円の場合 68頭
3年間で500万円出資しても、選べない馬が6頭いるのは衝撃ですね。前回紹介したコリエンテス(イスパニダの19)は494万4000円で、ギリギリこの範囲に入っています。
◼️出資実績1000万円の場合 73頭
1000万円出資しても、全部が出資可能ではありませんでした。実績トップのエピファニー(ルールブリタニアの19)が1321万2000円だったので、このゾーンでは選べません。全馬から選ぼうと思ったら、1321万2000円以上の実績が必要でした。
いかがでしたでしょうか。
各馬の詳しいボーダーラインはこちらのページをご確認ください。
中間発表などの票数を参考にしながら「自身の実績で取れるかどうか」の目安にしていただき、
優先馬の変更なども活用して、欲しい馬ができるだけ取れることを願っています。
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