見出し画像

NBAレジェンドDikembe Mutombo氏 脳腫瘍のため逝去

NBAのレジェンドセンターであり、Knicksにも在籍したことがあるDikembe Mutombo氏(享年58歳)が脳腫瘍のため亡くなりました。

90年代~00年代前半を代表するセンタープレイヤーであり、Denver Nuggetsに1巡目全体4位で指名されデビュー。

ディフェンスに秀でたセンターであり、最優秀守備選手賞4回、ブロック王3回、リバウンド王2回受賞。NBAオールスターには8度選ばれています。

自分の中でも思い出に残っているシーンはたくさんあり、まずはMichael Jordan最初の引退後の93-94 playoffsでのSeatle Surpersonicsとのシリーズ。

ウエスタンカンファレンス1位で進出したSonicsを8位のNuggetsが打ち破るという下剋上をNBA史上初めて達成しました。この時、フロアに倒れ込んで泣いてボールを抱え込んでいる姿が印象的でした。

NuggetsからHawksに移籍後は復帰したMichael Jordan率いるBullsに阻まれましたが、76ers移籍後にIversonとのコンビで人気を博します。

その後はチームを渡り歩き、最後に在籍したHouston RocketsではYao Mingの控え&指導役として存在感を出していました。

また、名センターを数多く輩出した名門ジョージタウン大学出身で、同大学出身のPatrick Ewing, Alonzo Mourningと絆が深いことで有名です。

そういえば、Iversonもジョージタウン大学出身なので、気難しいIversonとも関係が良かったのかもしれません。

中高生の頃、当時NBAの試合解説をしていた島本和彦さんがMutomboの本名(ディケンベ・ムトンボ・ンポロンド・ムカンバ・ジャン・ジャック・ワムトンボ)を正しく言えることを解説中に自慢していたので、周りでも言えるかどうかで盛り上がった思い出があります(笑)

またコート外でも母国コンゴ民主共和国にも多大な寄附を行い、人道主義者としても多くの影響を与えました。

Rest in Peace, Mt. Mutombo


いいなと思ったら応援しよう!