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Preseason3戦目 Wolves 110-115 Knicks@NY

河村勇輝選手もプレシーズン頑張ってますよね。NBAで175cm以下で生き残っている選手はほとんど皆無なので、頑張ってほしいと思います。

昔、田臥選手も壁にぶつかりましたが、サイズが小さい選手はやはり得点力が鍵になると思いますので、3Pの精度を上げていく必要があると思います。

Derick Roseも引退したこともあり、2way契約にジャンプアップできる可能性もあるのであと数戦、自分の強みをしっかりとアピールしてもらいたいなあと思います。

さて本題のKnicksですが、大型トレードの相手である強豪WolvesとホームMSGでのプレシーズンマッチが行われました。

スターティングラインナップは以下の通りです。

<Wolves>
DiVincenzo, Edwards, McDaniels, Reid, Govert
<Knicks>
Brunson, Bridges, Hart, OG, Towns

Knicksは3戦変わらず、同じスターティングラインナップ。WolvesはConleyとRandleが出場していなかったため、開幕時には変更があるかもしれません。

RandleとDiVincenzoの凱旋ともなったので、試合も2人に対する映像を流したり大きな歓声、拍手が上がっていました。ただDiVincenzoはトレードに納得いってなかったようで、試合中にKnicksのHCであるThibodeauと、試合後にはBrunsonの父親でACのRick Brunsonと口論して荒れていました。

試合を通じたKnicksの感想

これでプレシーズンは3勝0敗。

EdwardsとDiVincenzoにはかき乱されましたが(スタメンに限ればオフェンスはWolvesの方が安定していた気がします)、要所のディフェンスは抑えていたので良かったと思います。

まだまだオフェンスの連携を構築中という点は考慮しますが、Mikalのオフェンスへの関与度がまだ低く、3番手・4番手のスコアラーとしてどのように彼にボールを持たせるシステムを構築していくかが鍵となりそうです。

反対ウィングのOGは昨シーズン途中から移籍してきているので、システムに上手く溶け込んでいます。

Mikalはどちらかというと自分で1on1で切り開くというよりオフボールでの動きからボールを受け取るタイプのシューターなので、彼の3Pや速攻を活かすようなオフェンスの構築がこれからの鍵となると思います。Suns時代のような3番手で13~14点前後の活躍ができれば貢献度大でしょう。

あとはHartの泥臭い献身的な動きも今後のKnicksを占う意味でも重要になってきます。シュート試投数は0。20点取れる選手が他に4人いるため、自己犠牲で潤滑油としてリバウンド、パス回しに徹する形になると思います。

試合を通じたWolvesの感想

DiVincenzoの昨年を思い出させるような活躍が印象的でした。Wolvesでも重要なポジションで重宝されると思いますので、今後の活躍に期待です。

NBAでも現在SGのポジションではNo.1の存在とも言えるEdwardsは、圧巻でした。27分の出場で31得点(FG11/19、3p 8/13)とディフェンスのいいKnicksのスタメンでもお構いなしの活躍でした。

このEdwardsの活躍を見ると、今季はこのスターティングラインナップの方がいいのではないかという気がします。

順当にいけば、オールスター選手のRandleがスタメンになると思いますが、
KnicksでもそうだったようにRandleはボール離れが良くないので、控えにおいて2ndユニットの得点源にしたほうがいいと思います。Randleがボールを保持し過ぎることで、Edwardsの得点機会が少なくなる気もしますので。

またConleyも素早いポイントガードについていけないので、2ndユニットでチームを落ち着かせるPGとしてゲームをコントロールし、スピードがあり得点力の高い有望ルーキーの1巡目8位指名のDillinghamを2ガード体制で育成していけば面白いと思います。

いずれにせよ、ガード陣にロスターが偏っているので、Gobert, Randle, Reidが怪我で抜けた時のインサイドは補強など含めてPlayoffsを勝ち抜くには課題となってくると思います。


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