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「がんとの闘い方③」悪性腫瘍と良性腫瘍の違い
前回の記事を読んで頂けると分かりやすいと思います。
私がクリニックでした血液検査の結果、悪性リンパ腫に対する腫瘍マーカーが高いため、先生からすぐに大きな病院でCTを撮ってくださいと言われました。
このように、自覚症状や血液検査でがんの疑いが出た時、まずCTという画像検査を行います。画像検査といえば他にもMRIやエコーX線などありますが、CTの長所として短時間かつ広範囲を見る事が出来るため、最初の検査の選択肢として挙げられる事が多いです。
そして、4月下旬、自分が在籍する大学の付属病院でCTを撮ったところ左頸部、胸部、腹部のリンパ節が腫れている事がわかりました。
(本来ならば実際のCT像と解説を掲載したいのですが、現在、診療記録の開示請求中の為まだCT像が手元にありません。入手でき次第掲載するつもりです。申し訳ありません)
正直、血液検査も何かの間違いだろうと考えていた私にとってこの結果は最悪と言わざるおえませんでした。
しかし、実はこの時点ではがんとわかった訳ではありません。なぜなら腫瘍は良性腫瘍と悪性腫瘍という二つの種類があり、この悪性腫瘍のことを一般的にがんと呼ぶからです。
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このような違いから良性腫瘍と悪性腫瘍は治療のアプローチが大きく異なります。その1番の例が抗がん剤です。悪性腫瘍の治療は常に転移の危険性を考えなくてはいけません。
その為、点滴で薬を血管に直接注入し全身にめぐらす事が出来る抗がん剤を治療かつ転移の予防目的で使用します。また、薬が全身に回る為吐き気や痛みなど様々な副作用が現れます。
この抗がん剤の仕組みや副作用は後日、私が実際に使用した抗がん剤も併せて解説しようと思います。
次回は「がんとの闘い方④」悪性か良性の判断法・FDG-PET/CT検査について私の実際の検査結果も併せて解説するのでぜひご覧になってください。