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劇場版ピングドラムを見た


廻るピングドラムの劇場版が今上映されている。

私がピンドラに出会ったのは、3・4年前のアマゾンプライムだったと思う。

アニメ放送から何年か経っていて作画も少し古い感じがした。
当時はなんとなく、面白くて不思議なアニメだなと普通な感想を持って深く何も考えていなかった。

しかし、今回社会人になって改めてこの作品を劇場版として観ると色々な考えだったり感想が頭の中を巡った。

ただ単に、懐かしいと最初は思った。物語が進むにつれて、運命…運命?という思考に支配される。そして次第にこの作品は、運命という言葉の捉え方を監督がキャラクターに吹き込んで動かしているのか!と初めて気づいた!(様々な考察があるようなので、それが正しいかはわからないが)

消化しきれない自分は、ピングドラム展へと足を運び、2回目を劇場へ見に行った。

何者にもなれないお前たちというのは、運命を変えようと必死な冠葉と晶馬が結局運命に操られていると言うことかなぁなんて思った。

神が全ての運命を操っているなら、それは理不尽だと晶馬が言っていた。確かにそうだ。しかしその神の存在を私達は認識出来ないからそれは言い切れないよな…とも思う。

運命という言葉は便利な言い訳だなと思う。
起こること全てが運命であるなら、マイナスな事全てに諦めがつく気がする。

ちなみに私はそもそも運命なんてあるのか?と思う。運命を語る事は、一見すると机上の空論だ。

んんん、難しい。ピンドラを語らうピンドラ仲間が欲しいなぁ

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