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「英文レジュメ≠職務経歴書」とは

私はこれまで様々な業務に従事してきましたが、キャリアコンサルタント(国家資格)として1000名以上の方々のキャリアアップの支援をさせていただいた経験があります(詳しいプロフィールはこちら)。

外資系企業やインターン、大学院などに応募する際に書類が必要になりますが、英語を使うポジションに応募する際に日系企業でも提出書類の中に「英文レジュメ」が必須であることがほとんどです。

継続コーチングのクライアント様がにNLPコーチングを提供していますが、それとは別にキャリアアップセッションの中で面接対策や提出書類の添削などご希望に応じてサポートさせていただいています(詳細はこちら)。

このような情報を必要とされていらっしゃる方が今どのくらいいるかはわかりませんが、今日は「英文レジュメ≠職務経歴書の英訳」 ということについて、書いてみようと思います。


英文レジュメの提出が求められる理由とは?

まず、日系企業に応募する場合、英文レジュメの提出が求められる理由をできる限り確認しましょう。考えられる主な理由としては、

1)外国籍の人事が選考するため、
2)応募者の英語力(文章作成能力)を確認するため、
3)社内の手続きの書類として英文レジュメが必要

のいずれかになります。
いずれにしても、英文レジュメの完成度を上げることは大切であることは言うまでもありませんが、たとえば3)のように社内の手続きの書類として英文レジュメが必要ということがわかれば、面接対策や別のことに時間を有効活用することができますので、ぜひここはできる限り確認しておくとよいでしょう。

英文レジュメとは

では、そもそも「英文レジュメ」とは何でしょうか。
さっそく見ていきましょう。
職務経歴書の英訳ではなく、これまでの「実績一覧表」です。

英文レジュメの目的

英文レジュメの本来の目的は、ご自身の「実績一覧」を端的に企業側に伝えると同時に、募集ポジションとのマッチ度が高いことを伝えることです。そのために、募集ポジションとのマッチ度が一目でわかる英文レジュメが重要となってきます。

英文レジュメに不可欠な「P.A.R」とは?

この時に【P.A.R.】という言葉を頭の片隅に覚えておくとよいでしょう。
【P.A.R.】とは、”Problem, Action, Result”の略です。

多くの場合、職務経歴書などで「○○の業務を担当していた」といった業務内容の説明をしてしまうことが散見されますが、本当に大切なのは、下記のポイントです。

「どんな課題にご自身が気づき」

「それに対してどのように取り組み」

「どのような成果を出したか」

上記の流れでご自身の業務への姿勢と成果を盛り込んでいくと、より説得力のある英文レジュメになります。
また最も大切なことは、英文レジュメの「書き方」をマスターすることではなく、日頃の仕事への取り組む姿勢そのものなのだと思います。

ご自身に合ったキャリアを歩みたい方、現在の職場を変えようか悩んでいる方など、転職活動をする前にご自身の本音と向き合ってから転職活動をされることをお勧めいたします。その歩みを伴走させていただくのが、NLPコーチです(NLPコーチングセッションについてお知りになりたい方はこちら)。

英文レジュメ作成時の注意点

A4で1~2ページ以内が妥当とされます。
ご経験が豊富にあった場合でも、3ページ以上になると、「まとめる力、構成力」について疑問視される傾向にありますので気をつけましょう。

また意外とおろそかになりがちですが、読み手にとって読みやすい英文レジュメかどうか、提出前に今一度確認しましょう。

英文レジュメの細かなチェックポイント

⊡読み手にとって読解しやすいか
⊡ページ数は適切か
⊡レイアウトは読みやすいか
⊡英語用のフォントになっているか
⊡誤字脱字はないか

英文レジュメの添削やリライト、日本語から英語への翻訳など、ご希望に応じて対応しておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。


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