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現在地:推し、現る。
2025年も2日目。去年観たドラマまとめを書く間もなく年が明けてしまいましたが、私の中での大きな出来事だった刘宇宁(リウ・ユーニン)との出会いについて残しておこうと思い、久々にnoteにログインしています。
ドラマのまとめは別でまた書くぞ。
中国ドラマにハマって、かれこれ2年から3年くらいになる。ドラマのオープニング曲やエンディング曲でお気に入りがいくつかできた。配信で観てもほぼ飛ばさず聴いたり、YouTubeで検索して聴いてみたり。といっても、本当に深入りせずサラッと曲だけ聴いてクレジットなんかにあまり注意を払っていなかった。
日本のドラマや映画、アニメにもOSTはあるけれど、私の感覚では日本では作中曲はあっても作中歌はあまり無い印象。たとえ作中曲があって流れても、歌詞が出ることなんてほぼゼロと言っていいほど無い。オープニングとエンディングもドラマだとあまり作品のために書き下ろされることが少ない気がするけれど、中国だと基本的に作品のために曲が作られている印象。もちろん昔の曲が使われていたり、例外もある。
今回この記事を書くため色々と見返していたら、シネマートに中国ドラマOST特集記事(2021年)があり読んだ記憶があったので、おそらくここで初めて刘宇宁という名前を見ている。
とにかくものすごい曲数、OSTを歌っている。好きだなと思っていたあれもこれも刘宇宁だったという経験をツイートしている人、私以外にも何人も見かけた。
ファンに至るまでの動きはこんな感じ。昨年9月末から10月頃の話だ。
WOWOWで「一念関山」の放送が決まり、武侠ものということで楽しみにしていた頃、確かYouTubeでオープニング曲「奉上」が流れて来たのでなんとなく聴いてみたらかなり好みだった。それをきっかけに、男主を演じている俳優が歌ってるらしい→待ってくれ、この人他にも私の好きなドラマの曲いっぱい歌ってる?→え、俳優というよりも歌手なのか!バンドやってるの?→あ!肖战が出てた我们的歌に出てたのか!!〜略・今に至る。
というのが大まかな出会いの流れになる。この時点ではまだファンという自覚はなかったけれど、その後なんだか妙に気になって深掘りしていくうちに大好きになった。10月の後半くらいには、ああファンだな〜と思ったのを記憶している。
「あ、ファンだな」と自覚したきっかけはグラデーションだけど、ポイントになった曲は「这蔚蓝」だと思う。この時までドラマ内で流れるOSTと、レコーディングされたかたちの曲しか聴いていなかったけれどこの曲で初めてステージで歌っているライブ音源を聴いて、参ってしまった。とにかく歌声が好きすぎる。
中国国内の刘宇宁の歌について書いてある記事(たぶん百度から辿ったリンク先だった)に「粒状的」という表現があって印象に残っている。きっと、少しハスキーな掠れ声っぽい特徴を表している言葉なんだと思う。
「这蔚蓝」以外も、今はあれもこれも好きな曲やステージがあるけれど、記念の1曲としてリンクを貼っておきます。観てくれたら嬉しいです。ステージ映像とかも、公式がこうして出してくれることが多いので、本当にありがたい。
曲以外では、ファンの方のブログやTwitterの書き込みに大変お世話になった。現行でものすごいお世話になっているんだけど、刘宇宁を知ってファンになったもうひとつのポイントは、蓮花さんのブログだった。
3記事にわたって、刘宇宁の経歴や話題が綴られている。非常に読み応えがあり、私が頑張って調べてもきっと辿り着けなかっただろう話題が丁寧にまとめられている。刘宇宁がデビュー前から現在までかなり苦労してきたというのは、最近ファンになった私でも、直播などで、火鍋屋で歌っていた頃は1曲幾らでわずかな収入しかなかった。というような話を本人がしているのを観たので知っていたけれど、ここまで複雑かつ辛い内容だったとは。正直少し打ちのめされてしまったけれど、知ることができてよかった。本当に感謝します。蓮花さんのブログへのリンクを貼りますので、気になる方は読んでみてください。
昨年は1年間に28曲くらい新曲を発表していたらしく、他にも音楽番組に多く出演して色々な歌を歌っていたようだ。俳優の仕事もあっただろうから、とても忙しかっただろう。他にも彼は「直播king」と呼ばれるほどライブ配信を多くしている。しかも4時間とか5時間とかの、ものすごい長時間配信!びっくりした。
他の俳優は広告パートナーになっている商品の宣伝で配信したり、短い配信はあるみたいだけれどkingはとにかく頻度と尺がすごい。
好きになってわずか2ヶ月足らずだったのに、その間でもいっぱい直播があったので一体何なんだこの人?!と思った。言葉はほぼわからないけれど、配信中楽しそうな刘宇宁を観ているだけで幸せになれる。歌もカラオケみたいに歌ってくれたりするので嬉しい。配信中のファンとのやり取りに、長年の関係性も窺える。長年たくさん配信してきたんだろう。スタイルが確立されている。
そういえば、今までファンだなと思った人はかなり年上が多かったので、ほぼ同じ歳の刘宇宁のファンになったのが何だか妙に嬉しかった。
どうでも良すぎるけど、誕生日が刘宇宁は1月8日で、私は1月18日なので勝手に字面が似ていて嬉しかった。
今年の目標は、ファンのみんなみたいに「宁哥」と呼べるようになること。
刘宇宁にとって、今年も充実した素敵な一年になりますように。