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「歌謡曲✖️推し活」で新たなエンタメ体験を!
11月3日、4日に大阪城公園にある「クールジャパンパーク大阪」にて、同ホールを運営する同社と組んで「CLUB THE OSHI☆OSHI」というステージを企画・演出・プロデュースしました。
こちらのステージ、副題が「80’s J-POP CABARET」でして、そこから推測されるように、日本の80年代歌謡曲をガンガン披露する内容になっております。
また、メインタイトルにある「OSHI」は推し活の「OSHI」。
日本ならではのPOPカルチャーアクションである「推し活」を、誰でもいきなり⁉︎楽しめるミュージカルSHOWなのです。
ミュージカル×ドキュメント=イマーシブ音楽エンターテイメント
このショーの内容について説明しますと、ショーの舞台は「架空のCABARET」。
フランスでキャバレーは「キャバレット」。
大人の社交場として、最上級のエンタメステージが繰り広げられた場所。
いま日本にはありませんが、その昔、「グランド・キャバレー」はバンドがいて歌手にとって大切なステージでした。
そんな仮想空間で、毎夜毎夜、未来のスターを目指す10名のメンバー(今回参加したのは実年齢15歳〜20歳までの女子)が、80年代の日本の名ポップスを歌うステージを繰り広げます。
およそ2時間のショーの間に、お客さんによる投票タイムが2回あるのですが、それによって、決勝ステージ(10名→3名)に進むメンバー、そして今夜のセンター(3名→1名)が決まります。
しっかりと作りこまれたミュージック・ステージと、どういう結果になるか分からないドキュメンタリー。
この二つを組み合わせた真の意味での、観客一体型イマーシブ音楽エンターテイメントです。
推しがいなくても「推し活」体験ができる
通常、推し活は先に推しがいて成立するものですが、このショーにおいては、投票者という重要な役割をお客さんに担ってもらうことで、ある意味無理やり?自分にとっての推しを誕生させてもらうわけです。
1回目の投票で自分の推しが落選してしまった場合は、決勝に残った3名の中から新たな推しを選んで投票してもらいます。
今回のステージ出演者のほとんどが「大阪スクールオブミュージック」の学生さんで、特定のファンがついているという状態ではなかったので、このシステムが機能するかどうか試す絶好の機会でした。
結果は、大成立!でした。
ちなみに、ショーを観ていただくためにお呼びした、アイドルエンタメを腐るほど観られている業界の皆さんも、嬉々として推し活体験をされていました。笑
インバウンド向けに
こちらのコンテンツ、国内はもちろんですが、メインターゲットは訪日外国人客です。
年々増加する訪日客ですが、それに対する一つの課題が「ナイトエンタメ不足」。
前述の大型キャバレーの絶滅状態からも分かるように、日本のエンタメ業界の規模はありますが、裾野が狭くバリエーションが実は少ないのです。
そこに一石を投じるエンターテイメント・コンテンツに育て上げるため、今後さらに磨きをかけていきます。
今回は、コンテンツを形にするトライアル第一弾だったのですが、来年中旬の本格スタートを目指して、年明けからブラッシュアップしたトライアルを数回行いますので、ご興味のある方は是非!