巨人戦を観て思う、エンターテイメントとは「人への共鳴」なり
先日お誘いを受けて8年ぶりに東京ドームの巨人戦に行きました。
正しくは野球観戦そのものが8年ぶり。
ライブやイベントで東京ドームへ行きましたが、本来?のスタジアムの姿を見るのも久々。
ビジョンが新しくなったのはニュースで知っていましたが、こちらも初体験。
いやー、すごいですね、かっこいい。
クッションがあってシートがとても座りやすくなっていた気がするのですが、これって昔から?
対戦カードは、千葉ロッテマリーンズ戦。
超打撃戦に巨人ファンは盛り上がる盛り上がる!
この日は、超打撃戦(とは言っても巨人の一方的な)で、3回裏は9者連続安打の15打者で11得点。
終わってみれば18対2で巨人の勝利という、ファンにとってたまらない展開。
18時プレイボールでしたが、3回終了時点でもう20時になっていました。
ということで、とにかく得点が入るものですから、その度に盛り上がるわけです、巨人ファンの皆さんが。
私、普段はスポーツを観ない(W杯やオリンピックくらい)ので、こういったスポーツの生の現場を体感することがほとんどないのですが、とにかく思ったのは、これは「ザ・エンターテイメントだな」ということ。
多くの方に、今頃そんなこと分かったの?とお叱りを受けてしまうかもしれませんが、頭では分かっていても、心と体で改めてビンビン感じたのです。
コンサートと一緒だな、と。
選手(出演者)とファン、そしてファン同士が共鳴している感じ。
私が知っているのは坂本選手、岡本選手、丸選手
そんな盛り上がりをビンビン感じながらも、その波?に乗れない私がそこにいるのもこれまた事実。
性格的なこともあるのですが、この理由は何だ?というと、知らないのです、選手を。
名前を知っているのは3選手だけ。
スタンドを見ると皆、選手の名前が入ったタオルを掲げながら応援です。
やはり、思い入れを持つ先は「人」なんです。
チームというのも一つの「人格」ですし。
それはスポーツだって音楽だって同じですね。
ある意味、人間のコミュニケーションの根底の話かもしれませんが、そんなことを改めて感じたのでした。
一番・柴田、二番・高田、三番・張本、四番・王・・・
実は、子供の頃は巨人ファン。
その頃の巨人のスターメンバーと言えば、上記に続いて、五番・末次、六番・土井、七番・河埜、八番・吉田、九番・堀内ですね。
そう、覚えているのですよ「人」を。
ちなみに、当時使っていたバットは木製の河埜モデル。
河埜選手のサインが印刷されていました。
なぜ、河埜モデルを買ったのか?
振ってみてそれが一番しっくりきたからからだと思いますが、しかし、考えてみると当時の巨人の人気というかIPパワーは凄いですね。
七番バッターのモデルバットが出ているわけですから。
それが、浜松の田舎の小学生が買えるような場所にまで流通している、という。
エンタメの基本を知るとともに、IPビジネスの凄さを感じる夜でもありました。