第21回 HAMAYOUリゾート 北山さんの話が超面白かった件
おはこんにちばんは。
今週は、西湖にある「HAMAYOUリゾート」の北山さんへのインタビュー回です。ツアーガイドとして活動されている北山さんですが、山梨に移住してきたことや、海外を旅してきた経験が僕と似ていて、とても楽しいインタビューになりました。前回までの記事をご覧になっていない方は、ぜひ初回インタビュー記事からどうぞ。
今週からnoteの書き方を少し変えて、ただのVoicyの書き起こしではなく、内容はちゃんとお伝えしながら文章の構成や量などは読み物に特化させて編集したものを公開していきます。
それではどうぞ!
はやし(以下、は)「前回までは西湖の観光情報などのお話だったんですが、今日は雑談回ということで(笑)
僕も北山さんも海外を旅したり県外から移住して来たり、近い部分がありますよね。」
北山さん(以下、き)「そうですね、森の中を走ったりとか(笑)
クライミングもやります?」
は「興味はあるんですけどまだやってなくて。今度教えてください(笑)」
き「ぜひ。うちのリゾートの裏山が十二ヶ岳っていうところで、岩場があるので。岩質があまり良くないのと、そんなに大きな岩場ではないのでわざわざクライミングのために西湖に行こうとはならないんですが、富士山を見ながら登れたりとか、マルチピッチ※のルートもあって、そこを登るとほんとにびっくりするような絶景が見れたりするんですよね。」
※マルチピッチ=「ピッチ」とはルートの区切りで、マルチピッチは複数ピッチのルートのこと。
は「ツアーとかではやられないんですか?」
き「そこまで難しくないとはいえ、初心者向きではないんですよね。考えてはいきたいと思ってるんですが。
林さんは海外でも走られてるんですよね?」
は「そうですね、僕も自然が好きなので。実は僕たち2人とも南米を旅したことがあるんですよね(笑)
僕は山が好きなので、南米大陸でも西側のアンデス山脈に沿って、時には山でキャンプしながら旅してました。」
き「私は旅してた頃は山に全く興味がなくて、どちらかというと文化的なものばかり見てたんですが、コースは似てますね。
私はイースター島からチリに入って・・・」
は「変わった経路ですね(笑)」
き「その時は世界一周してて(笑)
で、チリから北上してアタカマ砂漠とかウユニ塩湖とか。」
は「僕と逆ルートですね。」
き「あの辺て意外と標高高いですよね。結構みんな高山病になっちゃう。それでコカの葉とか噛んで・・・(笑)」
は「コカインのコカなんですけど、向こうでは違法でもなんでもなくて、みんなガムみたいに噛んでますよね(笑)」
き「チリからボリビア、ペルーに行って飛行機でチリに戻って、そこからは船でチリの沿岸を下りて行って、パタゴニアですね。」
は「パタゴニアは僕も行きましたけど、あそこはアウトドア愛好家からしたら天国みたいなところですよね。」
き「ただその時山に興味なかったんですよね(笑)
今思うとすごいもったいないことしてますよね。
『一応南の端まで行きたいな』ぐらいで行っただけだったので、パタゴニアにものすごく興味があったわけではなかったんです(笑)」
は「僕はその時点でガッツリ山にハマってたので、毎日『今日死んでも悔いはないな』っていうぐらい夢のような日々でしたね。まぁ物価も高かったですが(笑)」
き「あの辺てコンドル見れますよね。最初に見たとき飛行機だと思いました。すごい安定してて。他の鳥とは全く違いますよね。」
は「神聖なものを感じますよね。」
は「まぁそんな珍しい経験をしてる2人ですが、今は西湖に惹かれてますもんね。」
き「そうですね。突出したものはないかもしれないんですが、カヤックにしてもクライミングにしてもトレランにしても、全部満遍なくできるんですよね。で、日本一の富士山がドンとあって特殊な森があって。全部がちょうどいい。
それでいて新宿から渋滞なければ1時間半ていう距離にあるっていうのは奇跡ですよね。」
は「逆になんで今まで注目されてないのか不思議なぐらいですね。」
き「逆に樹海のネガティブなイメージが良い意味で作用したのかなと。河口湖とかはやっぱり開発されましたから。」
は「今日はほんとに色々なお話をありがとうございました!」
き「ありがとうございました!」
というわけで4回にわたってHAMAYOUリゾート北山さんへのインタビューをお届けしましたが、いかがだったでしょうか?
洞窟や動物の話が盛りだくさんだっためっしーさんへのインタビュー回も面白かったですし、北山さんならではの視点から見た樹海のお話や西湖の隠れた魅力のお話もすごく面白かったです。
HAMAYOUリゾートさんはWebサイトもすごく凝っていて、サイトを見ているだけでもワクワクするような作りになっているので、ぜひ一度はご覧になってください!
次回はゴールデンウィークを挟んで、5月6日の投稿となります。
緊急事態宣言下でなかなかストレスも溜まりやすいかと思いますが、そんな時こそ普段興味がないようなことにも目を向けてみると、新たな発見があったりするかもしれません。
大変な日々が続きますが、できる範囲で体も動かして、みんなで助け合いながらこの難局を乗り切りましょう!
それではまた!
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