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結局のところ、2室の良さは人生においてのトータルの幸福度(特に人生の前半)に左右するように思います。別の表現をすれば、生まれ育った環境は成長する過程で大事だということになるでしょうか。

どのような家庭環境で育つかは、その人の考え方であったり、表現の仕方に現れてくると思います。家庭環境によって100%人生が決まるわけではないのですが、その人となりを形成する上で、大きく影響を受ける場であることは間違いありません。
ただ、2室があまり良いとはいえなくても、自助努力ができる人か否か、ネガティブさを克服する力があるか等で、次の3室である家族以外の近しい関係性が変わってくるのでしょう。

日々の生活や職場、どこの場面でも人間関係はあると思いますが、3室で見られる家族以外の身近な人とどう関わるかは、その前段階である2室の生まれ育った環境が影響するはずです。
人間関係は考え方と言葉によって築かれるといっても過言ではありません。

育った環境が良ければ、そのまま素直に物事をとらえ前向きな表現ができるようになるでしょうし、あまり良くない環境であったならば、多少なりともネガティブな考え方や表現になることは容易に想像がつきます。

環境の良さは言葉(表現)の良さと通ずると思います。

誰もが父親と母親がいるわけで、人は両親の持っているものを必ず何かしら持ち合わせています。自分の2室を見ると、両親のチャートの特徴が組み込まれているように思います。

2室の良さは容姿の良さでもあり、言葉使いや表現方法が良い(人に好まれる話し方ができる)ことに繋がります。これは生きていく上で、かなり得であることは否めません。
例えば、容姿端麗であっても言葉がキツい人がいたとして、それは必ずしも得で好かれるかはまた別ではないかと考えられます。

2室に強い金星が在住していたとして、そこにケートゥやラーフが絡んでいることが推測でき、綺麗であってもやや棘、癖がある人かもしれない。それは家庭環境が映し出されているに過ぎないということになります。
それが芸術的才能として開花するとしても、やはりひと癖のある芸術肌タイプではないかと思われます。

2室はやや困難そうな惑星の組み合わせがあっても、3室が無傷で良い場合、月が良い状態である等本人の心持ちが良いのかなと思われます。



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