名店巡りの思い出
友と名店を巡った思い出など。
新宿の洋食店「アカシア」さん。
アカシアの花を描いた銅製?の看板が美しく、レトロなフォントに味がある。
この店の名物がロールキャベツやクリームコロッケといった王道の洋食。
みんなであれこれ注文してシェア。
11時のOPEN前に着くように早めに待ち合わせて向かうも、10時半の時点で既に行列。ようやく入れたといった感じだったけれど、やさしく懐かしい味わいに待ち時間も吹っ飛んだ。
これは逆光になってしまったけれど、閉店してしまうと聞いて慌てて食べに行った、千葉の「ほてい家」さん。
1929年創業の老舗洋食店。閉店したのは2016年。
老舗の閉店となると常連も新規も駆け込むのが常だけれど、どうしても味わいたかったのでやはり並ぶ。
私も友人もせっかちの行列嫌いながら、これを逃したらもう機会はないとばかりに順番を待った。
ハンバーグの付け合わせのにんじんグラッセが入っているシェル型の器がいい。
お次は千葉の大衆酒場「(旧名)呑兵衛(現)梵天丸」さん。既に閉店とのうわさも……?
地元近くの大衆酒場、安いけど何食べても美味しいところ。
うどんは一見伸びているように見えるけど、ほど良くもちもちした食感になっていてみんなで取り合うように食べた。
またまた千葉の「喫茶ブラジル」さん。こちらは別記事をどうぞ。
千葉のレトロ喫茶といえば、「ヨーロピアン」さんもお気に入り。
私にしては珍しく、甘い飲み物を注文したがどういう風の吹き回しだったのか(笑)
こちらのお店は(写真はないけど)レトロ喫茶関連のブログやSNSではかなり有名で、特に外観がレトロ感溢れる佇まいなので是非。
またある時は、吉行淳之介の小説の舞台となった「鳩の街」曳舟エリアを昭和の面影探ししながら散策。
大正時代創業の「レストラン鳩家」さんでランチを。
ハンバーグにエビフライ、付け合わせのスパゲッティ(パスタとは呼ばない)が、大人の中の子供心を激しくくすぐる逸品。
数年ぶりのリピートは一人で。
写真を撮りそびれていたけれど、亀戸の「珈琲道場 侍」さんや、きりたんぽ鍋パーティーに、大人数の焼肉ランチ。
回りくどいことが嫌いで、飲みの席の長ッ尻が大嫌い。
美味しいものが好きで、老舗の名店と大衆酒場、レトロ喫茶巡りが大好き。
江戸っ子じゃないけど粋でいなせで、ズバズバ物を言いカラッと笑い、実はかなりの読書家。
そんな、頼れる姉のような人でした。
想い出は消えない。R.I.P.