夏の「進水行列」。
行列の先に何がある。
行列の先には、「船」がある。
そうです。進水式です。
佐伯重工業さんで進水式が開催されました。
改めて振り返ってみても、ご見学者さんが多い!
夏休みはほんとに賑やか!こどもさんたちは大喜びです。
進水前には、夏ならでは「盆踊り」。
あの名曲「佐伯音頭」を踊っている様子です。
どの造船会社さんも、ホスピタリティが高くて、
毎回、感動してしまいます。
たくさんの方々が進水の瞬間を待たれています。
この大型船がざーっと海に進水します!
機会がございましたら、現場でご覧いただきたい!
ということで、進水完了!いやあ、よかった。
進水した船の周りを、複数の船が囲んでおります。
これはこの時点では、まだエンジンが付いておらず、
自ら移動ができないため、サポートをしているのです。
生まれたての赤ちゃんと同じです。
まだ歩けないのです。
そんな船が互いに助け合う営みの風景がなんとも可愛らしく感じます。
(それにしても、人が多いですね。)
このあと、船は岸壁で艤装という内装工事や、各機器の性能の確認としての試運転などを経て、完成となります。いつかは巣立っていくという訳です。
これもまた人と同じです。
夢を抱いて、佐伯を出ていくこどもたちもいます。
いつか大人になったとき、進水式を見た感動を覚えていてくれるといいな。
(船名:にらいかないⅡ・2017.07.25)