大漁祈願・航海安全の「ジョーヤラ(2019)」!
佐伯市八幡、大宮八幡神社の足もとで待機する「ジョーヤラ船」。
2019年も、御神幸祭「五丁の市」の日がやってきました。
今回は晴れてくれました!!さあ、出発!
*
▼2018年の雨の様子はこちら
祭りの主役は、中学生!
力一杯に、「櫓をこぐ」ような舞を踊り続けます。
この舞は、一見の価値ありですね!(それにしても、大変そう・・・)
地域のみなさんが応援します。
ちなみに、船で「この舞」ができるのは、中学3年生まで。
もはやおじさんのわたしには、その資格がない・・・。
(っていうか、体力がついていけない・・・。笑)
八幡地区の「笹良目(ささらめ)」を出発して、「代後(だいご)」へ。
そして、大入島へと向かっていきます。
大入島へ行ったジョーヤラ船が、「葛港」に入ってきます。
この「ジョーヤラ」は、江戸時代の前期から、祭事で行われていたそうです。
また、佐伯藩主の参勤交代の送迎の際にも、航海の安全に行われていたとのこと。
ただ、戦後に途絶えた経緯があります。
復活したのは、47年前。
地元の有志、青年団が様々な方の協力を得て、復活を遂げました。
意思が紡がれ、奇跡の積み重ねで、伝統文化があるという意味で、まさに「文化財」である訳ですね。
ジョーヤラ船が想いを乗せて、五丁の浜に到着。
やり切った中学生のみなさんですが、ケロッとして、疲れを感じさせません。
一生懸命、練習してきたからかな。さすが。
がんばる姿を見に行く、そんなにぎわいづくりもまた
ささやかな大人の務めなのかもしれない。
*
それではまた、2020年。
2019.09.14