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城下町佐伯「国木田独歩館」。
日本の道百選の「歴史と文学の道」。
雨が降るとき、ここは景色を変えます。
こちらは「茶室 汲心亭」。
「山際史跡広場」。石畳は、雨に濡れると情緒がありますね。
ここは、城下町佐伯「国木田独歩館」。
独歩が下宿をしていた実際の部屋を見ることができます。
入園料は、大人200円。
雨の音を聞きながら、好きなだけ国木田独歩の作品が楽しめます。
「品性の美は すべての美中の 最美なものである。(独歩)」
なかなかここまでには至りませんが、良い時間がきっと流れることでしょう。
そして、梅雨のこの時期は・・・
庭の池では、雨空の下、蛙が鳴いております。
ここの蛙も、独歩は見ていたのでしょうか?
6月23日は、国木田独歩の命日です。
これは佐伯独歩会さんによる109回目の「独歩忌」が行われたとき。
独歩作品の朗読と
滝廉太郎楽曲のフルート演奏を聴きながら、
たくさんの方たちが偲びました。
6月の雨が似合う道。
ここは歴史と文学の道。
最後に・・・、独歩の作品「武蔵野」より一節。
武蔵野を「散歩する人は、道に迷うことを苦にしてはならない。どの道でも足の向く方へゆけば、必ずそこに見るべく、聞くべく、感ずべき獲物がある」
まだまだ独歩(文学)から教えられることがたくさんありそうです。