秋の大祭、五丁の市「ジョーヤラ」。
秋の大祭「五丁の市」。こちらは佐伯市八幡。
この祭りは、1200年以上前に「大宮八幡神社」の創建に始まり、
地元の漁業者のみなさんには、
「豊漁」の神様として信仰を集めています。
この祭りの様々な催しのひとつに、
大漁を祈願する勇壮な「海上パレード」があります・・・。
*
それが、「 ジョーヤラ 」です!!
「ジョーヤラ船」には、色鮮やかな大漁旗が飾り付けられます。
その姿はじつに美しい!
「ジョーヤラ!ジョーヤラ!」というかけ声に合わせ、
地元の中学生が「櫓をこぐ仕草」を表現した踊りを舞います。
揃いの衣装で、みんなカッコイイ!
さて、「ジョーヤラ」って、どんな意味・・・?
「ジョーヤラ」とは、「漁あれ!」がなまったものといわれています。
「ジョーヤラ!ジョーヤラ!」と、
このかけ声が「海の男」らしい感じでカッコイイ!
*
大変恥ずかしながら、わたしはテープを流していると思っていましたら、
ライブで唄っているとのことでした。
自らフォローするワケではありませんが、
意外とそのように思っている方が多いですね。
*
かなり高いテンションで、
質を落とさずにキープされた「かけ声」ですから、
テープと聞き間違う人もいるのも、理解できます。
このかけ声も要チェックポイントですね!!
ジョーヤラ船の進行コースは、次の通りです。
(1)八幡の「笹良目」→「代後」
(2)大入島の「守後」→「石間」
(3)佐伯葛港の「魚市場」
(4)八幡の「大宮 五丁の浜」
さすがに大入島には回れませんが、それ以外のコースは追いかけることができます。
「モノクロのセメント工場跡」と
「カラフルな大漁旗のジョーヤラ船」とのコントラストがしびれる!
*
ここは大宮神社の足もと、「五丁の浜」です。
晴れていても、雨でも素敵。
色鮮やかなジョーヤラ船に、威勢の良いかけ声、
そして元気な子どもたちの舞。
(五丁の市「ジョーヤラ」・2018.9.8)
photo・tatsuya ohno