鶴見大島「地下(じげ)」をゆく。
佐伯葛港から、船に乗り込んだ。
到着した先は、鶴見大島「地下(じげ)港」。
鶴見大島は、標高193メートル、面積1.86平方キロメートル、海岸総延長11.9キロメートルの島。
島は、船隠・田ノ浦・地下の3つの地区で構成される。そのうち、今日は地下(じげ)を歩く。
島を歩くと、透き通る海にまず心を鷲掴みにされる。
そして、程なくして、ガサガサっと音が聞こえてくる。
にゃ、にゃ、にゃ、ニャンコだ〜。かわいい。笑
といっても、猫島というほどの数はいないし、どの猫も警戒をしてる。
さて、地下には加茂神社がある。
毎年4月には祭りがあるとのことですが、今はどうなんでしょう。佐伯市では高齢化と人口減少によって、規模を縮小している地区が多い。そして、このご時世で祭り自体を中止しているところも。
大島では、子どもたちが踊りながら太鼓を叩く「とび太鼓」が祭りをにぎわせたそうですが、少子化によって今は見られない。
また、加茂神社には、大分県指定文化財の天然記念物「アコウの木」がある。見事な大木で、山中の11本、神社境内のこの1本が「大島のアコウ林」として登録されている。この境内のアコウの木が、最も直径が太く約6.7メートルに及ぶ。
ずっと目線を感じてた。警戒しているのか、誘っているのか。
ニャンコに案内されてみようか。どこでも連れてって。笑
島には、心地よい潮風が吹いている。