清流番匠川と「本匠の大水車」。
佐伯市本匠に、大水車あり。
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1995年完成の6階建てのビル相当の高さ、
直径18.18メートルの大水車がある。
本匠にはかつて、豊富な水を利用した数多くの水車があったという。
脱穀、精米、籾摺りなどの農作業の動力源として、活用されていたとのことである。
ここは、本当に水がきれい。
そういう場所っていうのは、ただそこにいるだけで気持ちいい。
ここには、お蕎麦が食べられる茶屋やキャンプ場があり、
サイクリングやツーリングで訪れるひとが休憩したり、
最近では、フリークライミングで楽しむひとなど、
のんびり時間を過ごすひとが集まる。
そんな大水車の郷も、2017年9月に台風の被害を受けた。
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2018年8月から10月にかけて改修工事が行われ、
そこまでじつに1年以上、動きを止めていたことになる。
今、当たり前の風景を取り戻し、のんびりと時間が流れている・・・
という訳なのである。
水面は輝き、心地よい水の流れが聞こえる。