新型コロナ感染症がもたらした事業破綻
私は個人事業主をしている。
2020年4月、いきなり売上が落ちた。
新型コロナだ。
新型コロナ感染症は人々のお財布の紐をぎゅっと固くし、予定されていた仕事は次々にキャンセル。
月30〜50万円あった売上は一桁落ち、すぐに持続化給付金やその後続く支援金の対象となり続けた。
これまで動けば動いていた分だけお金が回りなんとかなっていた生活は、暗転していく。
そして新型コロナを楽観視していた時期に設立した法人。
融資を受けなんとか回っていたものの、新型コロナの影響は予想よりも遥かに大きかった。
どんどん価値を落としていく商品在庫。
それでもなんとか、と踏ん張るうちに資金が底をつき、もう一人の役員が病に倒れ、もうだめだ、となってしまった。
法人破産と個人破産をどのような経緯で進めたのか、悩める人たちの少しでも救いになればと記録を残していく。