私が採血を失敗しない秘訣

こんにちは、採血先生Xです。
過去に某大学病院にて毎日100人以上の採血をし、今でも現役で採血をバリバリにとっている採血マニアです。

『趣味:採血、特技:採血』の変わり者です。

研修医や新人看護師、新人検査技師に採血の指導をしてきました。

今回、私が長年築き上げてきた百戦錬磨の【採血メソッド】をnoteにて公開していこうと思います。

この【採血メソッド】は

・新人ドクター、新人看護師、新人検査技師
・今まで採血から避けてきたけど、転職先で採血をすることになった方。
・正確な採血指導を受けてない方。

などの採血初心者に向けての内容となっています。

それでは、今回のお題、私が採血を失敗しない秘訣をお話していきます。

私、失敗しないので。でお馴染みのドクターX〜外科医・大門未知子〜でこういうセリフがあります。

**起こり得る全てのケースを
予測して完璧な準備をする。
それが大門未知子が
失敗しない理由です。
**

起こり得る全てのケースを予測して完璧な準備をする。ってどういうこと?と思われるかもしれません。

簡単な例でいえば、寒い日の採血で血管が出にくい人は採血部位を温めて、しっかりと静脈を怒張させてから採ることがあげられます。
「採血部位を温める」という準備ですよね。
温めをせずに強引にいって失敗してしまったことありませんか?

私が失敗をしないのも準備を怠らないからです。

【絶対にいける!】と自信をもって刺せる血管を見つけ出すこと。
そして刺す技術。
刺した後。
そのための準備をしっかりとする。
その準備の中には知識をしっかりと身につけることも含まれています。

知識と経験を身につけることで起こり得るケースというのは予測ができるようにもなります。
経験という部分は私が長年経験してきた様々なことを惜しみなくこれからみなさんにお届けしていきます。

採血は何のためにとるのか?

医師が患者さんの血液検査のデータを把握するため。
投薬の効果、疾患の診断などがあげられます。
採血は採り方次第では、その検査データを大きく狂わせてしまいます。
検査をする方がどんなに精度を高めてくれていても、採血が正しく行われなければ意味がありません。
検査の入り口は採血から始まっているということを頭に深く刻み込んでください。
少しマインド編みたいになりましたが、今日はこの辺で。

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