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#1無垢材なら何でも良いわけではない

柱や梁といった構造材は特に言える事ですが、無垢材には含水率と言って、木に含まれている水分量が多い無垢材と少ない無垢材が有ります

さて、どっちが良いのでしょうか?・・・

普段考えている人はまずいないでしょう(笑)・・家を建てる時でさえ、無垢材って何?となる人は多いと思います。

そこでまずは木の家で使われる柱や梁、土台と言った構造木材で使われる木の種類を簡単に説明させて頂くと、

現在、一般的に一番多く使われている構造木材は「集成材」と言われるものです。これは何かと言うと、「無垢の板」を接着剤で貼り合わせて作った柱や梁の事です。普及している寸法で言うと柱は10.5センチ角なので約2センチ✖️10.5センチの板を5枚貼り合わせたものです。大手のハウスメーカー始め、建売住宅は殆んどこの「集成材」を使用しています。

無垢材とは貼り合わせたものではなく、自然の木の丸太から切り出した木材の事です。30、40年ほど前までは全てこの無垢の木材を使っていました。古民家と言われる数百年立っている建物は勿論無垢材ですし、世界最古の木造建築の「法隆寺」も勿論無垢材です。現在1400年ほど経っていまる建築物が木造建築物と言う事はそれだけ耐久性があると言う証明ですね。

木材は桧やヒバなどは構造強度のピークはおよそ1000年だそうです。一般的な木材でも300年ほどと言われているくらい耐久性や強度が強いものです。この木材の強度は時間が経つにつれ強くなっていきます。

時間が経つと木の水分量が少なくなって強度が増してくるからです。と言う事で、木材は水分量が少ない方が良いのです。

無垢の家造り ホームページはhttps://saiken.biz



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